内容説明
日本の「近代」がもたらした、「健康」であること、「兵士」であることの「呪縛」とは、何であったのか。幕末維新期から現代までの健康観の変遷を追求した論考と、「兵士」という鋳型に嵌めこまれる人びとの意識を描いた論考とを合わせて、著者の心身史研究を集成する。
目次
1 健康観にみる近代(「健康」の時代;「体質」の時代;「体力」の時代;「肉体」の時代;「体調」の時代;「生命」の時代)
2 兵士であること(動員と従軍;死の見きわめ;戦争の影)
日本の「近代」がもたらした、「健康」であること、「兵士」であることの「呪縛」とは、何であったのか。幕末維新期から現代までの健康観の変遷を追求した論考と、「兵士」という鋳型に嵌めこまれる人びとの意識を描いた論考とを合わせて、著者の心身史研究を集成する。
1 健康観にみる近代(「健康」の時代;「体質」の時代;「体力」の時代;「肉体」の時代;「体調」の時代;「生命」の時代)
2 兵士であること(動員と従軍;死の見きわめ;戦争の影)