出版社内容情報
帝国主義に侵され,分断されてきたカリブ海域の5世紀に及ぶ歴史を,トリニダード島生まれの黒人歴史家であり,すぐれた政治指導者でもある著者が鋭い感性で描く.西洋中心の世界史観から脱却するための果敢な試み.
内容説明
ほぼ5世紀にわたって帝国主義に深く侵され、分断されてきたカリブ海域全体に対象をすえたこの通史は、トリニダード島生まれの黒人歴史家であり、すぐれた政治指導者でもある著者の鋭い感性と、長年にわたる研究蓄積が、見事に総合されたものである。分冊1は、18世紀末のハイチ奴隷革命までを扱う。
目次
西へむかって出帆!
クリストファー・コロンブスと西インド諸島の発見
金と砂糖
白人の資本と有色人の労働
スペインの植民地政策
植民地ナショナリズム
ヨーロッパの闘技場
白い貧民
王様の名は砂糖
資本主義と奴隷制〔ほか〕
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