脱原発から、その先へ―ドイツの市民エネルギー革命

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000258821
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

3.11後にいち早く,脱原発へと舵を切ったドイツ.草の根の力は一気に息を吹き返し,各地で自然エネルギー利用が花盛りだ.原発をやめると電気料金が上がる?脱原発できるのはフランスの原発電力のおかげ?かゆいところを押さえつつ,エネルギー転換への道を苦闘しながらも進み続けるドイツのいまを徹底リポート.

内容説明

3・11後にいち早く、脱原発へと舵を切ったドイツ。草の根の力は一気に息を吹き返し、各地で自然エネルギー利用が花盛りだ。原発をやめると電気料金が上がる?フランスの原発電力との関係は?脱原発路線の「気になるその後」を徹底リポート。

目次

第1章 フクシマがドイツを変えた―エネルギー転換への道(政治を動かしたドイツ市民;「フランスから原発電力を輸入できるから」って本当? ほか)
第2章 環境大国ドイツの底力―エネルギー転換の背景(環境市民団体の力;温室効果ガス排出削減へ―高い目標、曲がりなりにも高い達成率 ほか)
第3章 エネルギー転換をささえる制度と技術、そして問題(再生可能エネルギー法と電力料金;太陽光発電―急成長から抑え込みへ ほか)
第4章 カギは市民参加!―地域分散型供給へ(シェーナウの市民電力―配給網を買い取った人々;100%再生可能へ―自治体レベルでの「エネルギー転換」 ほか)

著者等紹介

今泉みね子[イマイズミミネコ]
国際基督教大学教養学部理学科卒業。生物学(生態学)専攻。フリー環境ジャーナリスト・翻訳家。1990年よりドイツのフライブルク市に住み、ドイツの環境政策や環境保護市民活動についての執筆・講演、ドイツ語・英語の書籍の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

7
新刊棚より。ドイツのエネルギー転換(17頁~)に、安倍首相は学んでほしいものである。トップセールスではなく、一刻も早く、汚染水の封じ込めをすべきなのだ。エネルギー転換にあたって産業振興や雇用創出が可能になるので、失業対策にもなるではないか(20頁)。ドイツの自治体では、残りゴミの量や回収回数が少ないほど料金が安くなる制度があるという(58頁)。環境保全での合理性は見習いたい。自動車メーカーアウディ社もメタンガスを手掛けているとは(136頁)。エネルギー協同組合(188頁)は参考にしたい市民活動。2013/09/01

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