内容説明
時には遠くモンゴルで、時には新宿の居酒屋で、和田誠と椎名誠が語り合う。映画、おしゃれ、酒、結婚、くいもの、電車など12章。
目次
映画
モンゴル
イラストレーション
電車
くいもの
94年重大ニュース
うた
おしゃれ
酒
結婚
あとがき対談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
16
これまでイラストや装丁デザインを通してその世界に触れてきた和田誠ですが、前回「銀座界隈ドキドキの日々」を読んで、こちらは死ぬほど読んできた椎名誠とも感覚が近いのでは?と感じました。そうしたところ、奇しくも“誠”という同じ名前の二人の対談集が1冊になっていることを発見、早速読んでみました。和田さんが、モンゴルまで映画撮影中の椎名さんを訪ねての対談など、相当の大物同士でなくては通らない企画ですねー(笑)2022/02/27
ジュースの素
5
20年ほど前の作品で 確かに話の内容が古い。が、二人の共通の趣味?の映画の話ではプロ用語も出てきて 乗って話している。ざっくばらんな対談だが、項によって対談場所を替えているので面白い。モンゴルのゲルの前なんかでも話している。言葉の端々に各家庭の状況が垣間見えて可笑しい。 表紙がとてもいいなぁ。2015/09/18
myaown
4
「'94年7月〜'95年2月マルコポーロに連載されたものに語り下ろしを加えたものです」と、最後にある。それから10年を経、平成16年5月31日初版。語り下ろしというのはじめて聞いたなぁ。椎名さん50歳の頃の対談なのでお写真が若い。対談のナカミも20年前から振返るので昭和の話題満載で時代の流れがとてもゆっくりしている感じを受ける。中にはそんなこと許されるのか〜!?と、今なら突っ込まれること必至な話題も。企画中止の原因はその辺りか?と想像してみた。とはいえ、出版されて良かった。2015/11/09
ダンスにホン!ころりん
4
20040531初版発行 文藝春秋「マルコポーロ」9407~9502月号連載に語り下ろしを加えたもの。中断した企画を著者の情熱により連載開始から10年を経て発行。130318読了。発行していただいて大感謝です。良かった~。対談はもちろんのこと写真がすごくいい!幸せな読後~(*^^*)2013/03/18
たあこ
3
同じ名前で友達同士なんて羨ましいなぁ! 蚊の目玉スープ話が面白かった。2014/03/01