世界一長寿な都市はどこにある?―食・健康・ライフスタイル

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000258159
  • NDC分類 498.38
  • Cコード C0036

出版社内容情報

いま世界で都市化の波が,伝統的な長寿地域を崩壊させる一方,それまで長寿地域と思われなかった大都市の一部が長寿番付の上位に現われてきている.著者は世界25カ国で健康状態を調査をし,長寿と食との関係を明らかにしてきた.その豊富なデータを元に,病理学者の視点から,現代の都市と長寿の関係を探究してゆく.

内容説明

いま世界で都市化の波が、伝統的な長寿地域を崩壊させている一方、それまで長寿地域と思われていなかった大都市の一部が長寿番付の上位に現れてきている。著者は世界25カ国で健康状態を調査し、長寿と食との関係を明らかにしてきた。その豊富なデータを元に、病理学者の視点から、現代の都市と長寿の関係を解明してゆく。

目次

はじめに―長寿村の常識が変わる
第1章 都市化で失われてゆくもの
第2章 交流する食文化―香港とマカオ
第3章 長寿は平安京にあり―京都の知恵
第4章 フランスとスコットランド―長寿と短命の理由
第5章 東欧の家庭料理の真髄
第6章 いま日本の食で起こっていること
第7章 長寿都市を作り出せ―食育とゲノムプラス
第8章 長寿都市を実現させるために―高齢者の健康サポート

著者等紹介

家森幸男[ヤモリユキオ]
1937年京都生。京都大学名誉教授、武庫川女子大学国際健康開発研究所所長、WHO循環器疾患専門委員、財団法人兵庫県健康財団会長、財団法人生産開発科学研究所予防栄養医学研究室長。病理学。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。アメリカ国立医学研究所客員研究員、京都大学医学部助教授、島根医科大学教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを経て現在に至る。科学技術庁長官賞、日本脳卒中学会賞、アメリカ心臓学会高血圧賞、日本循環器学会賞、ベルツ賞、杉田玄白賞、紫綬褒章受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yumiko826

1
カスピ海ヨーグルトを日本に広めた作者の本。WHOでの調査に基づいて世界の食についても触れてあった。"健康長寿は、ゲノムで決定されず食環境だ"とまとめてあり全くその通りだと思った。マグネシウムが大切と書かれてあり、とりあえずあおさの味噌汁でも飲もう。2021/01/17

TAKAMI

0
都市的生活様式が進むと基本的にはそこに住む人の寿命は伸びるが、縮むケースもあったり、な疾病のリスクが上がる場合もある。世界の都市の中での様々な健康や寿命に関わるデータを取り上げ、そのデータと生活習慣のかかわりについてわかりやすく紹介している。確かに「都市型長寿」「健康寿命」はこれからの都市政策のテーマになってくるだろうな。2015/02/04

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