出版社内容情報
極度の財政難にあった米沢藩を再建した上杉鷹山が掲げた理想とは? 「人心を結集できる指導者の条件」をその人生に探る。
内容説明
江戸中期、極度の財政難により崩壊寸前の危機にあった米沢藩を甦らせた上杉鷹山。自ら木綿の衣服と一汁一菜の質素な生活を率先して、保守派を制し、倹約政策と農村の再興に力を注いだ。ケネディ大統領が尊敬する日本人としてあげ、現代の企業経営者から「リストラの神様」と支持される鷹山は、さまざまな困難にいかに対処し、組織と人間を導いたのか。行財政改革の先駆者に学ぶリーダー学。
目次
第1章 「敬」ということ
第2章 導きて言わしむべし
第3章 小手先を捨て、大道を
第4章 君主は次代に責任あり
第5章 金は人の賜物
第6章 君子の交は淡くも熱く
第7章 主の顔色は組織の活力
第8章 固き矜持を最後まで