ヨーロッパ・デモクラシー―危機と転換

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ヨーロッパ・デモクラシー―危機と転換

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000254717
  • NDC分類 312.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

EU加盟国間の経済格差、移民・難民問題、英国のEU離脱などの危機の諸相と転換への途を論じる。執筆=宮島喬、木畑洋一、小川有美、大西楠テア、若松邦弘、中野裕二、中田瑞穂、森井裕一、浜井祐三子、森千香子、若林広、浪岡新太郎。

内容説明

多元主義、平和主義、福祉国家、多文化主義の四つの原理に基づいて構築されてきたヨーロッパ・デモクラシー。統合の進展と並行して、EU加盟国間の経済格差、移民・難民問題、そして英国のEU離脱など様々な混乱が生じるなかで、ヨーロッパはどこに向かうのか。第一線の論者が今日の危機の実像と転換への途を考察する。

目次

ヨーロッパ・デモクラシーの「危機」?―社会的政治的文脈とその転換
1 ヨーロッパ・デモクラシーの展開と課題(難民危機後のドイツ・デモクラシー―民主的正統性と連邦憲法裁判所;「普通の人」の政治と疎外―EU問題をめぐるイギリス政党政治の困難;“共和国的統合”とフランス―包摂と排除の政治 ほか)
2 移民・難民受け入れの政治と排外ポピュリズム(ドイツの移民・難民政策―「移民国」の苦悩;多文化主義と福祉排外主義の間―オランダ、スウェーデン、デンマーク;排外主義とメディア―イギリスのEU残留・離脱国民投票から考える ほか)
3 開かれたヨーロッパ・デモクラシーへ(ヨーロッパ統合の進展と危機の展開―現代スペイン政治から考える;信仰の自由とアイデンティティの保持に向かって―フランスにおける移民系マイノリティとイスラーム学校の開設;ヨーロッパのなかのイギリス―EU離脱と連合王国の行方)

著者等紹介

宮島喬[ミヤジマタカシ]
1940年生。お茶の水女子大学名誉教授。社会学

木畑洋一[キバタヨウイチ]
1946年生。東京大学・成城大学名誉教授。国際関係史

小川有美[オガワアリヨシ]
1964年生。立教大学法学部教授。ヨーロッパ政治論、北欧政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

1
新進気鋭の若手からシニアに至るまで、一線級の執筆陣による欧州各国のデモクラシーの状況に関する一冊。イリベラル・デモクラシーやポピュリズムが通奏低音となっているが、本書を読むかぎり、その違いは明示されていないように思われる。おそらく、序章で提起されたヨーロッパ・デモクラシーなるものを核としていると思われる。では、ヨーロッパ・デモクラシーはリベラル・デモクラシーなのか?ともあれ、現代欧州研究をする大学生にとっては必読書。2019/09/05

hideko

0
ヨーロッパの社会体制やEUの今が歴史も踏まえてよくわかる。成熟した社会がこれから何を選択するのか。2018/07/29

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