物語 介護保険〈上〉いのちの尊厳のための70のドラマ

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物語 介護保険〈上〉いのちの尊厳のための70のドラマ

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000253079
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

高齢者は全て家族で面倒を見るのが当然とされてきた福祉のあり方を抜本的に改め、介護の社会化への道を切り開いた新保険制度。誕生の背景と導入の過程を人間のドラマとして描き、介護福祉のあり方や人間の生のあり方をみつめる。

内容説明

30年を超える綿密かつ広範な取材に基づき、図版と写真を豊富に駆使しながら、介護・介助の問題の諸相、日本の福祉が直面する現実を浮き彫りにし、日本人の生のあり方を問う。福祉と医療、現場と政策をつなぐ幅広いネットワークを構築し、実践的な問題提起を続けてきた著者ならではの労作。これからの日本をどのように構築するのかを考える上で必読の書。

目次

デマと「日本型福祉」
「自立」vs「自立」
日本型福祉が生んだ二つの「日本型悲劇」
“認知症難民”と消えた日本のデータ
「ヨメ」たちの反乱
「ぼけ」を社会問題にした男たち
「寝たきり」は「寝かせきり」
寝たきり老人ゼロ一〇カ条の秘密
日本型福祉に反逆した介護対策検討会
ゴールドプランと男は度胸三人組〔ほか〕

著者等紹介

大熊由紀子[オオクマユキコ]
東京大学教養学科卒業後、朝日新聞社入社。女性初の論説委員として、医療、福祉、科学、技術分野の社説を17年間担当。大阪大学大学院教授を経て、国際医療福祉大学大学院教授。障害者欠格条項をなくす会共同代表。福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット・志の縁結び係&小間使いを名乗り、ホームページや「えにしメール」で幅広いネットワークを実現。実践的な問題提起を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すのす

1
介護保険制度の誕生について、それに深く携わった筆者による、熱い物語。制度史というよりは、省庁・自治体・医療従事者・福祉従事者・現場の方などの「人」に着目し、老人福祉の在り方を真面目に考えていたこれらの方々が、それぞれ何を考え、どう行動し、どこで出会い、そして運命が変わって行くか、を、軽快な筆致で活写したもの。一応Web上でも公開されているが、加筆増補されているとのことなので、紙の本の方も購入した。国の制度として新たな制度を一つ立ち上げるのに、これだけダイナミズムを持って動けるというのもそうそうないだろう。2015/02/08

A.Sakurai

0
親の介護に備えて制度の勉強を始めた。すると、どうも仕組みに日本らしからぬ肌触りがある。そこで制度がどういう意図と原理を持って作られたのか知りたいと読んでみた。著者は新聞記者なのに文章が下手だと自分で書いているぐらいで、おおよそ時間軸なのだが内容は行きつ戻りつ、全体も見えにくい。でも、ウゾウゾ蠢いていた活動が芽を出し、行政が動き、運にも助けられて、かなり革新的な考え方を背景にした制度が生まれてきたことは分かる。ちなみに、ちょうど今日、介護保険法は発足以来の大幅改正が議決された。2014/05/16

MANGA

0
介護はやはり政治に翻弄されているんですね。2011/01/23

月宮殿

0
介護保険の成立に深く関わってきた著者ならではのエピソード集。キーパーソンたちの横顔が垣間見れるのが魅力だが、全体像の把握は難しいかも。「歴史書」もそろそろこの分野に必要かもしれない。2010/05/01

Ayano

0
退職された方にいただいた本。2000年にスタートした介護保険の成立までを福祉先進国のデンマーク等から日本に持ち込み、日本バージョンにそぐうようにどう検討していったからのプロセスを記した上下巻の上巻。一昔前までの国内での介護や療養(といえるかはハテナの部分もあるけれど)の実態から、記者視点でのメディア戦略や官公庁での人間模様などリアリティに溢れる描写が多かった。「熱意をもって」といい感じに書いているけど、霞ヶ関の働き方は異常だと読んでいてつくづく思った。2023/10/02

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