未来を変えた島の学校―隠岐島前発ふるさと再興への挑戦

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未来を変えた島の学校―隠岐島前発ふるさと再興への挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000248761
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0037

内容説明

人口減少や少子高齢化が深刻な過疎の地で、何が改革の原動力となったのか。海士町、西ノ島町、知夫村、三つの島の協働が日本の未来を牽引する。教員、行政、地域住民、ヨソモノ等による人づくりの物語。

目次

序章 出航前夜(三つ子島;先憂後楽;地域経営の急所 ほか)
第1章 乗船(負の連鎖;為せば成る;宙に浮く高校 ほか)
第2章 三方よし(斜めからの切り込み;浜板の受難;岩本の苦悩 ほか)
第3章 ヒトツナギ(試されること;ひとあつめ;島の秘宝 ほか)
第4章 時化(転進;リクルート;タグボード ほか)
第5章 宜候(積を求めよ;当事者意識;相乗効果 ほか)
第6章 燈火(転流;国曳き;グローカル ほか)
終章 志を果たしに(真の北極星;輝きの連鎖;志定まれば)

著者等紹介

山内道雄[ヤマウチミチオ]
隠岐島前高等学校の魅力化と永遠の発展の会会長・島根県海士町長。1938年生まれ。島生まれ島育ち。NTT通信機器営業支店長などを経て、2002年に町長に当選し、現在四期目

岩本悠[イワモトユウ]
高校魅力化コーディネーター。1979年東京都生まれ。学生時代にアジア・アフリカ20カ国の地域開発の現場を巡り、『流学日記』を出版。その印税等でアフガニスタンに学校を建設。ソニーを経て、2006年より島前の教育に携わる

田中輝美[タナカテルミ]
ローカル・ジャーナリスト。1976年島根県生まれ。大阪大学卒業後、山陰中央新報社入社。記者として島前の取材を重ねる。同社と琉球新報社の合同企画「環りの海」(2013年度新聞協会賞)に携わる。島前高校の現校長・常松徹の教え子(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きむこ

87
過疎化が進む隠岐島。唯一の高校の廃校危機。『廃校→若者の流出→若者のUターンが減る→過疎化がさらに加速』という青写真から島を守る為にまずは『高校を守る』と決めた町長。そしてそれに賛同した人々の熱意と忍耐は凄いです。島民にも先生にも教育委員会にも賛同が得られず八方塞がりの中でスタートしたこのプロジェクト。何回も挫折を繰り返しながら『三方良し』を実現すべく何年もかけて種を撒く。『町づくは人づくり』。プロジェクトはいつのまにか島民や子供達が主役になっていた。力がもらえる一冊でした。★4.52020/10/15

おさむ

42
隠岐諸島の3島の島前(どうぜん)高校は年々、生徒が減り、存続の危機にさらされていた。山内町長やよそ者の若者である岩本さんらが知恵を絞り、様々な工夫を重ねて、生徒増につなげた実話。国をまきこみ、離島振興法の改正にこぎつけた所に関係者の底力を感じます。不確実で不便、不自由な環境こそがたくましい人間を育てる教育環境である。どんな組織であれ、大事なのは「人づくり」「自主性づくり」「チームづくり」である事を実感します。2017/10/04

けんとまん1007

26
何を思い、何をなすのかで、未来は変わりうる。そんなことを実感する1冊。縦割りの世界を崩し、点をつなぎ線とし、やがて面になり、立方体になる。すると、吸引力が生まれるだけでなく、そこに関わる人たちが、大きく変わっていく。ここでの取り組みは、いろいろなところで参考になると思う。その中心にいるのが、隠岐島前高校の生徒たちだ。読んで、高校のホームページを見て、このドキュメンタリーがあった。涙がじわっとくる。ヒトツナギ。ここに立脚すれば、ブレることがない。2016/12/17

壱萬参仟縁

26
海土町は知っていたが、隠岐島前という呼称は知らなかった。地域経営の急所(6頁~)。10年前の人口ピラミッド(7頁)では、15~24歳の層が一番少ないが、50歳~は相当多いことがわかる。担い手づくりの学校が島の未来を占うのである。これは、中山間自治体でも事情は同じだろう。 都会センスといなかセンスの表(131頁)は価値観の相対表現で参考になった。縦と横の協働によるつなぐ教育(164頁)もまた、子どもの発達段階をグローカル人材に育てる図式として重宝する。2015/07/13

とよぽん

14
隠岐島前高等学校を魅力化するアクションが、離島を変えた。行政を効率化する市町村合併の流れに「ノー」と言った人々の本気が、少子高齢化の進む島の未来を変えた。まさに感動のノンフィクション。島の子供や大人も含めて地域と一体になった学校、これこそが開かれた学校なのだと思った。隠岐に行ってみたい。2017/01/05

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