マッドアダム 〈下〉

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マッドアダム 〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000248389
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

過ぎし日、父親レヴの虐待を逃れて家を出たゼブ。しかし潜伏先でレヴに遭遇したゼブは…。運命はクレイクと謎のウィルスへと繋がっていく。一方、凶悪犯と闘うため、トビーたちは昨日の敵と手を結ぶことに。すべてが終わった後に開ける未来とは? 科学技術と環境破壊が行きつく先を構想した近未来小説三部作、ここに完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

51
遂に完結した三部作。前作の終盤は思うところもあり、あまり好意的に評価できなかったのだが、この3作目は掛け値なしに素晴らしい。第1作、第2作と壮絶な黙示録を経て、新たなる創世神話が生まれるまでを描いた傑作である。完訳は遅れたものの、コロナ禍に揉まれ、軍事的な衝突や気候変動によるありとあらゆる危機を体感する現在の我々は、特別な臨場感をもって読むことが出来るのではないか。登場人物に思い入れを持つには前作読了からかなりの時間が経っているのに、ラストの語りには切なさで思わず涙腺が緩んでしまった。流石はアトウッド。2024/03/29

tom

21
遺伝子改変で作られた異形の豚、人間もどき、その他その他の中で少数派になった人間が生きてる世界。この世界がどこに向かうかを書いたものらしい。結論としては、人間と豚と人間もどきがお互いに折り合って生きる世界。アトウッドが語ろうとする来るべき世界が何ものなのか、私にはさっぱり不明だけど、ファンタジーとして読めばそれなりに面白いのかも。後半二分の一は、けっこうなスピードで読んでしまった。ここに至るのかという感じも。でも、この三部作、訳者が語るような絶賛するほどのものでもないような。2024/08/17

かつみす

10
この小説の舞台となる未来世界では、ヒトが生み出したヒトならざる存在が、大きな存在感を放っている。例えば、人毛を生やす羊や、ヒトと同じ前頭葉をもつ高知能の豚(ピグーン)など。そして、クレイクが創造した完全無垢で珍妙な人造人間たち(♪あ、まだ歌わないでください♪)。その一員である少年ブラックビアードが、トビーのお相手役としての魅力を発揮し、ディストピアものであるこの小説に明るさをもたらす。ヒトのだめさ加減にとことん絶望する一方で、ヒトならざる種との共存・共生というかすかな希望に向けて歩み出すような作品だった。2024/04/29

vellum6e

3
この翻訳が出たのでマッドアダムトリロジーを最初から続けて読み、3作とも読了。 繊細さと思いやりに満ちたディストピア。ヒト、動物たち、ピグーン、クレイカーという4種の命のコミュニケーション。 全作を通して素晴らしいスペクタクルだが、最初から最後まで出てくるキャラクターが途中から違う人物のようになってしまったのが残念。これは原作の問題ではなくこのトリロジー3作全ての訳者が異なることが原因だと思われる。全部の翻訳が出るまでに時間がかかった分、その辺にもう少し擦り合わせがあれば齟齬が解消されたのではと感じた。2024/04/22

コキア

2
すごーーく待ち望んでいた3部作完結の巻 読み終わった後は思いっきり脱力したーーー (いい意味で) テクノロジーの発展に伴う、環境破壊のつけ 作られた人工生態系と、完璧な新人類、、 人類滅亡しうる未来に天才科学者達が挑んだ最善の策は、 善人だけが生き残るとは限らなくて、、 この物語は、 世界の再起動、むしろ神話で。 讃美歌も見事です(わたしは無宗教なのに) かなりリアルでハードな描写があるのだけど女性作者が書いてるっていうのが本当にすごくて尊敬する (だからファンなのだけど)2024/07/05

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