出版社内容情報
高松市丸亀町商店街、滋賀県長浜市、川越一番町、石巻市再開発などの具体例から浮かび上がる、新しいまちの姿とは? 中心市街地に賑わいが戻るための都市計画の方策を、「ビジネス」「デザイン」「スキーム」の三つの柱から描き出す。
内容説明
高松丸亀町商店街、長浜旧市街、川越一番街、石巻のまちなかの再生や復興の具体例から浮かび上がる、新しいまちの姿とは?中心市街地ににぎわいが戻るための方策を、「ビジネス」「デザイン」「スキーム」の3つの柱から描き出す。戦後の市街地拡張からのスマートな撤退を射程に入れ説得力に富む、まちづくりの提案。
目次
なぜ、クリエイティブ・タウンか
1 クリエイティブ・タウンの理論(クリエイティブ・タウンとはなにか;クリエイティブ・タウンをとりまく状況)
2 クリエイティブ・タウンの実践(3ポイント・アプローチ;ビジネス:ライフスタイルのブランド化;デザイン;スキーム;事例研究:石巻クリエイティブ・タウン)
クリエイティブ・タウンの推進
著者等紹介
福川裕一[フクカワユウイチ]
1950年生まれ。千葉大学名誉教授。クリエイティブタウン推進機構、全国町並み保存連盟理事長。専門は都市計画・都市デザイン、特に歴史的環境の保全、中心市街地再生。川越、佐原、長浜、小諸、高松丸亀町、石巻などのまちなかのまちづくりにかかわる。1998年都市住宅学会賞(論説賞)、2000年日本建築学会賞(ホイアン町並み保存プロジェクト)、日本都市計画学会賞・石川賞(「ぼくたちのまちづくり」岩波書店の絵本シリーズ)
城所哲夫[キドコロテツオ]
1958年生まれ。東京大学大学院都市工学専攻准教授。クリエイティブタウン推進機構理事。専門は都市・地域計画、アジア都市計画。地方都市の活性化に関する研究と提案活動を行っているほか、世界銀行、アジア開発銀行、国際協力機構(JICA)等で、アジアの都市開発に関するアドバイスも実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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