白石詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000247146
  • NDC分類 929.11
  • Cコード C0098

出版社内容情報

1930年代,植民地下の朝鮮で,忘れられつつあった古語や方言を駆使し,朝鮮の原風景を詩の世界に蘇らせた天才詩人・白石(ペクソク).同時代の詩人・尹東柱(ユンドンジュ)は,彼の詩集『鹿』に魅了され,筆写して最後まで大切にしていたという.いま,韓国で改めて注目され,愛されている詩人を,日本に初めて本格紹介する.

内容説明

一九三〇年代、植民地朝鮮で活躍し、六〇年代、北朝鮮で一時、消息が絶えた詩人・白石。古語や方言を駆使した、その卓越した言語感覚に、いま韓国で急速に関心と人気が高まっている。その言葉の魅力を日本に初紹介。

目次

第1部 詩集『鹿』(「斑牛の子の長い鳴き声」;「石臼の水」;「のろじか」;「国守堂を越え」)
第2部 詩集『鹿』以外の詩(山地;わたしとミミズ;統営;鴨;ひき臼小屋 ほか)

著者等紹介

白石[ペクソク]
朝鮮の詩人(1912~1995?年)。モダニズムへの関心が高まった1930年代の植民地支配下の朝鮮で、方言や古語、あるいは独自のハングルの綴りまで駆使して、朝鮮の「原風景」を詩の世界に紡ぎだした。1936年、詩集『鹿』出版。解放後、北朝鮮に住んで翻訳などに従事した

青柳優子[アオヤギユウコ]
翻訳家。市民の集い「コリア文庫」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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