比翼の象徴 明仁・美智子伝〈上〉戦争と新生日本

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比翼の象徴 明仁・美智子伝〈上〉戦争と新生日本

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  • サイズ 46判/ページ数 476p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000245555
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0023

出版社内容情報

軍国主義の時代に生を受け、「神の子」とされた明仁皇太子。敗戦後は価値観が転換する中で「新生日本のホープ」として期待されるも、自身の運命に実存的な煩悶を抱く。小泉信三、バイニングから民主主義の精神を学び、エリザベス女王戴冠式出席のため欧米を訪問する過程で、自信を得、将来の象徴天皇としての責任を自覚していく。

内容説明

平成とはどのような時代だったのか。「富田メモ」のスクープで知られるジャーナリストが平成の天皇・皇后の生涯を描く、決定版評伝。軍国主義の時代に生を受け、「神の子」とされた明仁皇太子。敗戦後、価値観が急速に転換するなかで、「新生日本のホープ」として期待されるも、自身の運命に実存的な煩悶を抱く。その後、小泉信三とバイニングから民主主義の精神を学び、エリザベス女王戴冠式に出席するために欧米を訪問する過程で、自信を得、将来の象徴天皇としての責任を自覚していく―。

目次

第1章 万世一系と「神の子」(昭和8年;昭和9年 ほか)
第2章 亡国の危機に(昭和16年;昭和17年 ほか)
第3章 師との出会い(昭和20年;昭和21年 ほか)
第4章 日本のホープ、青春の煩悶(昭和22年;昭和23年 ほか)
第5章 成長への旅立ち(昭和26年;昭和27年 ほか)

著者等紹介

井上亮[イノウエマコト]
ジャーナリスト。1961年大阪府生まれ。全国紙記者として皇室、歴史問題などの分野を担当。元宮内庁長官・富田朝彦の「富田メモ」のスクープ報道で2006年度新聞協会賞を受賞。「歴史家の目を併せ持ったジャーナリスト」として、2022年度日本記者クラブ賞を受賞。2024年4月に新聞社を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

63
車中で読む本ではなかったのだが(ハードカバーで480頁!)、待機中に牛歩で。10日余りを費やしたが、提灯記事に流れることなく皇太子や彼を囲む人々の言動が興味深いものだった。当然ながら皇室に寄り添う記述だが、それでも皇室の責任と息苦しい日々の一端が伺われた。皇太子を育てることの困難さ。何事も前例踏襲の役所…その中の最たるものが宮中だろう。前例に範を求めつつ、前例のない皇室…皇太子像をどう築き上げるのか…至難だったろうことは想像に余りある。2024/11/06

あまね

19
上皇上皇后両陛下の御足跡を辿りながら、昭和平成を記す大作です。著者の井上氏が膨大な資料の読み込みと取材をされたのがよく分かります。上巻は、上皇陛下がお生まれ遊ばされるところから、19歳で欧州を半年かけてご訪問されるところまで。読めば読むほど面白く、知らなかったことが多くありました。お小さい頃はそのご成長を軍に利用されるが如くプロパガンダ的に使われ、3歳3ヶ月でご両親から離れてお暮らしになり、思春期ではご自身の運命に悩みお荒れになるお姿等々。我々には想像もつかない葛藤を飲み込まれていらしたのだと思いました。2025/02/03

やいっち

8
車中で読む本ではなかったのだが(ハードカバーで480頁!)、待機中に牛歩で。10日余りを費やしたが、提灯記事に流れることなく皇太子や彼を囲む人々の言動が興味深いものだった。当然ながら皇室に寄り添う記述だが、それでも皇室の責任と息苦しい日々の一端が伺われた。皇太子を育てることの困難さ。何事も前例踏襲の役所…その中の最たるものが宮中だろう。前例に範を求めつつ、前例のない皇室…皇太子像をどう築き上げるのか…至難だったろうことは想像に余りある。2024/11/06

skr-shower

3
他地区図書館本。ご成婚日近くなると美智子様ファンの親に良くTVに付き合わされた。その時に聞いた話が多い印象。次巻の方が象徴たる話が多かったか。2024/09/23

伊達者

2
つい最近も仲の良さを見せつけた上皇夫妻の伝記。想像憶測に基づく内容はないと著者が記しているので信用がおけるものだろう。上巻は誕生から皇太子時代のエリザベス女王戴冠式参列の海外視察まで。成長していく皇太子の人間的な悩みや人となりを知ることができた。戦争時代の疎開生活の詳細は知らなかったので食糧難など苦労した様子を知ることができた。親と同居できないことや住むところが実に転々としていて自宅と呼べるところはなかったのだというところは本当に気の毒なことである。2024/10/28

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