東アジア思想交流史―中国・日本・台湾を中心として

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東アジア思想交流史―中国・日本・台湾を中心として

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000245180
  • NDC分類 124.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

中国・日本・朝鮮などでの相互交流の過程のなかで,東アジアという地域はいかに創られてきたか.儒学経典が各地の言語的脈絡に適応し解釈し直されていく文化交流の動態に着目し,政治的権力構造と文化的心象地理をめぐる,風土的偏差と時代的変遷の軌跡をたどる.併せて日本人の台湾観,台湾人の日本観・中国観を分析する.

内容説明

東アジアとは何か?思想の相互依存関係から考える、文化的アイデンティティーの“異”と“同”。中国の儒学経典は、朝鮮儒学、江戸儒学、あるいは台湾の儒学にどのような作用・反作用を及ぼしたか。各国儒学者および知識人の内在論理に分け入り、東アジア各地の政治的・文化的アイデンティティーを明らかにする。

目次

第1部 理論編(地域史としての東アジア交流史―問題意識と研究テーマ;東アジア文化交流史における「脱脈絡化」と「再脈絡化」―その現象と研究方法論上の問題)
第2部 中日交流編(一八世紀東アジア儒学者の思想世界;中日文化交流史に見られる「自我」と「他者」―相互作用の四種の類型とその含意;中国儒家知識人の日本観―朱舜水と徐復觀とを比較して;中国儒家経典に見られる「中国」概念の意義と変容―近世日本及び現代台湾において)
第3部 台日交流編(一九世紀末期の日本人の台湾論―上野専一、福沢諭吉と内藤湖南を中心に;二つの視野―戦後初期中国人の「光復返還経験」と日本政府の「終戦経験」)

著者等紹介

黄俊傑[コウシュンケツ]
台湾大学歴史学部学士(1969)、台湾大学大学院歴史学部修士(1973)、アメリカ・ワシントン大学大学院歴史学部博士(1980)。現在、台湾大学特聘教授、台湾大学人文社会高等研究院院長、兼「東アジア儒学」研究プロジェクトプロジェクトマネージャー、中央研究院中国文哲研究所合聘研究員。国際「東アジア文化交渉学会(Society for Cultural Interaction in East Asia)」会長(2010)、『国際儒教文化研究』(韓国)編集委員(2008‐)、中国人民大学講座教授(2010‐)などを務める。専門は東アジア儒学、教養教育、戦後台湾史。中華民国教育部第16回国家講座(2013‐)、中華民国教育部第55回学術賞(2011)、中華民国教養教育学会「教養教育終身貢献栄誉賞」(2011)、中華民国教育部第4回全国傑出教養教育教師賞(2010)など受賞

藤井倫明[フジイミチアキ]
九州大学大学院卒。博士(文学)。(台湾)立徳管理学院助理教授、(台湾)国立雲林科技大学漢学資料整理研究所助理教授などを歴任。現在、(台湾)国立台湾師範大学東亜学系副教授

水口幹記[ミズグチモトキ]
早稲田大学大学院卒。博士(文学)。早稲田大学文学部助手、浙江工商大学日本文化研究所特聘副教授などを歴任。現在、立教大学文学部助教。浙江工商大学東亜文化研究院客座研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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