南北首脳会談への道―林東源回顧録

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  • サイズ B6判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000241632
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0031

出版社内容情報

2000年6月、半世紀にわたる軍事対立を超えて実現した南北首脳会談は、世界中を驚かせた。この困難な事業を成功に導いたのは、大統領の特使として幾度も南北を往復した著者・林東源氏であった。なぜ首脳会談は可能だったのか? 金正日氏とはどんな人物か? 困難はどう克服されたのか? 南北関係を最もよく知る著者が、いま初めてその内幕を明かす。

内容説明

ピースキーパーからピースメーカーへ。38度線の最前線に立った元軍人は、なぜ南北首脳会談の立役者になったのか?金大中政権下、「太陽政策の設計者」として、大統領特使となり、南北の信頼関係構築に奔走した筆者が、初めてその経緯と実像を明かす。国内外の多くの抵抗と反発を受けながら、南北首脳会談はなぜ実現できたのか?困難を極めた北との交渉はいかに行われたか?そして金正日国防委員長とはどんな人物なのか?回顧録を超えた貴重な外交ドキュメント。

目次

金正日委員長との初対面
南北首脳会談
ピースキーパーからピースメーカーへ
南北高位級会談
和解協力と非核化
冷気流に遭った南北関係
金大中氏との出会い
新しい歴史のロードマップ
平和づくり
新しい出発
逆風の南北関係
南北関係の「原状回復」
第二次核危機
平和と統一の道

著者等紹介

林東源[イムドンウォン]
1933年、平安北道(朝鮮北部)生まれ。朝鮮戦争のとき、避難民として南に渡る。軍人になり、70年代には最前線に立つ。80年陸軍少将として予備役編入、その後外交官となり、盧泰愚政権下で南北高位級会談代表(90~93年)。95年に金大中氏と出会い、金大中アジア太平洋平和財団事務総長に就任、金大中氏が大統領になると(98年)大統領外交安保首席秘書官。99年5月統一相、99年12月国家情報院院長、01年3月統一相、01年9月大統領統一外交安保特別補佐役。現在は、世宗財団理事長(04年11月~)、統一顧問会議顧問(04年~)、金大中平和センター理事(06年~)

波佐場清[ハサバキヨシ]
1947年、石川県生まれ。大阪外国語大学朝鮮語科卒。71年朝日新聞入社。大阪社会部員、「アエラ」スタッフライター、ソウル支局長、編集委員など。退職後、神戸大学客員教授をへて現在立命館大学コリア研究センター特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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