内容説明
世界44の国と地域で取り入れられている公文式学習法。創始者のルーツや企業としての成り立ち、ビジネスのノウハウなどは、どうなっているのか。混迷する世界各地の教育現場で、日本の寺子屋から生まれた教育理念と教育システムが、どのように受け入れられ、その過程でどのように変化を遂げつつあるのかを、描く迫真のルポ。
目次
第1章 公文公 ルーツをたどる
第2章 公文教室―21世紀の寺子屋をめざして
第3章 貧困からの脱出―フィリピン・ブラジル・南アフリカ
第4章 グローバル・ヨーロッパ―英国・ドイツ
第5章 開かれたイスラム社会へ―インドネシア・マレーシア
第6章 グローバル・アジア―シンガポール・インド
第7章 学びの社会 米国
第8章 生涯教育と学習療法
著者等紹介
木下玲子[キノシタレイコ]
ジャーナリスト。研究活動として、ジョンズ・ホプキンズ大学SAIS(ポール・ニッツァ高等国際問題研究大学院)ライシャワー・センター客員研究員(1993‐98)。アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラム(国際交流基金・国際文化会館共催)2002年度フェロー。IWMF(国際女性メディア財団)理事(1995‐2005)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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