内容説明
文学史は文学観と歴史観がなければ確立しえない。従来の時代割り・ジャンル割りではなく、東アジア・メディア・戦争・宗教・ジェンダー・環境などのテーマを切り口に多くの図版を交え平易に描いた、新しい日本文学史。
目次
1 東アジアの漢文文化圏と日本の文学史(日本古典の誕生;東アジア世界をつなぐ古典)
2 メディアと文学(「メディア」?;言葉 ほか)
3 戦争と文学(「戦争と文学」という視座;“古代の戦争”と文学 ほか)
4 宗教と文学(宗教と信仰;宗教と言葉、文学 ほか)
5 男女、家族と文学(王朝文芸に見る女性と結婚;性別越境の物語とジェンダー―『有明けの別れ』がまなざす中世の文化と歴史)
6 環境と文学(環境文学とは;四季のイデオロギー ほか)
著者等紹介
小峯和明[コミネカズアキ]
1947年静岡県に生まれる。1977年早稲田大学大学院博士課程修了。現在、立教大学名誉教授・中国人民大学講座教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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