鶴見俊輔 混沌の哲学―アカデミズムを越えて

個数:
電子版価格
¥3,740
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

鶴見俊輔 混沌の哲学―アカデミズムを越えて

  • 高草木 光一【著】
  • 価格 ¥3,740(本体¥3,400)
  • 岩波書店(2023/06発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 170pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 13時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 418p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000239066
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

戦後日本を代表する知識人・鶴見俊輔は、民主主義と平和主義を社会に根づかせる積極的な役割を果たした人と目されながら、一方でそれらに対する懐疑を抱き続けていた。日常性に根ざす思考に可能性を見いだし、「新しい知」のあり方を模索し続けた鶴見が、彼方に見ていたものは何だったのか。その豊饒なる思想世界の解読に、「いのち」をめぐって問いを積み重ねてきた著者が挑む。

内容説明

日常性からの志、希望のありかを求めて。「新しい知」のあり方を模索し続けた哲学者の、豊饒な思想世界を読み解く。

目次

序章 正義と狂気のあいだ
1 反戦の思想と行動(一九六九年八月・大阪城公園;大東亜共栄圏とハンセン病;反戦と好戦のあいだ)
2 新しい知を求めて(民族主義のパラドックス;戦後民主主義のルーツ;ローカルな普遍性)
資料 鶴見俊輔の石川三四郎宛書簡三通

著者等紹介

高草木光一[タカクサギコウイチ]
1956年群馬県生まれ。慶應義塾大学名誉教授。社会思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

29
鶴見俊輔という存在をいたずらに神格化し「無辜のカリスマ」と褒め殺すのではなく、かといって後出しジャンケンの理屈で雑駁にこき下ろすのでもなく、フェアネスを貫き彼が残した仕事を読み込み為した功績を評価していく営み。そのおそるべくねばり強さが必要とされる試み(容易にわかるように「是々非々」が要求されるわけだから)を、高草木は実に手堅い筆致とアプローチで為している。ここから見えてくるのは時に矛盾や破綻を見せつつ、その内面に迷いなども抱えつつも同じようにねばり強さを以て「反戦平和」を追究し続け、奮闘した知識人の姿だ2024/10/15

Go Extreme

1
鶴見俊補の「反戦の思想と行動」 1968-69年・大学闘争ー思考転換点 「民間学」ーアメリカ哲学の相対化 1969年8月・大阪城公園: 反戦運動「べ平連」 小田実と活動・死後も思想継承 平和運動の単純な「正義」化に疑問 大東亜共栄圏とハンセン病: 理念を批判→日本国内の文化的差別 平和運動と社会的差別問題を関連付け 反戦と好戦: 反戦運動過激化と社会変革先鋭化 ベトナム戦争を批判・広範な社会的変革 戦後民主主義: プラグマティズム ディスコミュニケーション ローカルな普遍性: 歩く学問による新たな知の探求2025/02/03

tu-ta

0
PP研戦後研のテキストということで図書館で借りた。鳥取の菜の花診療所の徳永進と鶴見俊輔の関係をこの本で初めて知った。この徳永のべ平連のスタンスに対する問題提起も興味深し、開高健との関係を描く3章「反戦と好戦のあいだ」も興味深かった。返却する関係でところどころ飛ばし読み。 ここに書いたものをまとめたのが https://tu-ta.seesaa.net/article/504127545.html2024/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21307928
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品