出版社内容情報
「溝口中国学」セレクション第二集。中国儒教の多面的な側面を検証した論考をはじめ、中国の近代や文明をめぐる、著者年来の思索の軌跡を収める。またグローバルな視座を持ち続け、時論家・警世家として、日本や西洋との比較を踏まえつつ歴史感覚・生活感覚を浮き彫りにしたエッセイは、未来にむけ今なお問いかける。
内容説明
「溝口中国学」セレクション第二集。中国儒教の多様なアスペクトを検証した論考をはじめとする、中国の近代や文明をめぐる、著者年来の思索の軌跡。時論家・警世家として、グローバルな観点から日本や西洋との比較を踏まえて歴史感覚・生活感覚を浮き彫りにした滋味あふれるエッセイも収録。
目次
1 中国儒教の10のアスペクト
2 辛亥革命の歴史的個性
3 日中間に知の共同空間を創るために
4 舶来とアジア
5 中国学における二十一世紀
6 縦帯と横帯
7 東往西来
8 時のかたち
著者等紹介
溝口雄三[ミゾグチユウゾウ]
1932‐2010。東京大学・大東文化大学名誉教授、中国社会科学院(大学院)名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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