地球的問題の政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 552p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000238601
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

出版社内容情報

環境破壊、資源枯渇、感染症、飢饉、第二の核の時代・・・・・。地球規模の問題群を正確に捉えるには、国際政治から地球政治へのパラダイムシフトが必要だ。問題群の実態を認識し。対処するための新たな枠組みを模索する、政治学の真摯な試み。

内容説明

地球上で暮らしているわたしたちは、地球のことを、そして、いまわたしたちが直面している地球的問題群をほんとうに知っているだろうか。感染症、人口増加、飢饉、資源枯渇、環境破壊、難民の発生、そして第二の核時代…。国境など関係なく、地球上のすべての生命が瀕する危機と問題群を正確に認識するには、国際政治から地球政治へのパラダイムシフトが必要だ。地球的問題群をあらためて問い直すとともに、それらを認識し、対処するための新たな枠組みを探る。

目次

平和は可能か
第1部 地球的問題群(感染症;人口;飢饉;資源枯渇;環境破壊;人の移動;第二の核時代)
第2部 国際政治から地球政治へ(地球市民社会の存在理由;ポスト主権状況;ポストナショナルな安全保障;地域統合の政治構想;国際経済機構の政策転換;NGOの可能性)

著者等紹介

中村研一[ナカムラケンイチ]
1948年生まれ。東京大学理学部、同法学部卒業。北海道大学法学部教授、同理事・副学長等を経て、同公共政策大学院長。専攻は、国際政治、平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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funuu

15
「かりに現代の2パーセントという人口増加率がこのまま進むとすると、わずか300年少しで、世界の全陸地がひとつの都市になってしまうであろう。また、700〜800年で、わたしたちは、地球の全表面にただ立っているだけのスペースしか持てないようになる。」2010年出版。その後、ISの登場。イギリスのEU離脱。北朝鮮のICBM。地球的に問題はなく、人間的問題の政治学。1万年前と人間は進化的には同じ。科学の力が、ナポレオン、ジンギスカンとヒトラー違い。真珠湾攻撃と長崎、広島の違いとなった。アメリカは小型核を既に開発。2017/08/27

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