「誰でも社会」へ―デジタル時代のユニバーサルデザイン

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000237529
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

出版社内容情報

高齢化が急速に進行する日本社会では,身体機能の低下が誰にも確実にやってくる.これからのモノ・ヒト・社会づくりはITを活用しながら「誰でも」使え,「誰でも」参加できるユニバーサルデザインがキーとなる.

内容説明

高齢化が急速に進行する日本社会では、身体機能の低下が誰にも確実にやってくる。これからのもの・ひと・社会づくりはITを活用しながら「誰でも」使え、「誰でも」参加できるユニバーサルデザインがキーとなる。その最前線での体験を基に「これからの社会」のもの・ひと・社会づくりを提案する。

目次

第1章 こころのネットワーク(コンピュータ嫌いのシステムエンジニア;アメリカで出会った人々 ほか)
第2章 これで大丈夫?日本という国(SOHO企業のユーウツ;バーチャル企業のリアルな制約 ほか)
第3章 ユニバーサルデザインという考え方(「ミスター・アベレージ」って誰のこと?;ユニバーサルデザインの七原則 ほか)
第4章 ユニバーサルデザインを創り出す(車椅子マークのない日本へ;ユーザーに教わる姿勢を基本として ほか)
第5章 「誰でも社会」へ(闇の中で見えてくるものダイアログインザダーク;人間を幸福にしないITという社会 ほか)

著者等紹介

関根千佳[セキネチカ]
長崎県佐世保市生まれ。1981年、日本IBM入社。1993年より日本IBMSNSセンターを開設し高齢者・障害者のIT利用を支援。98年、株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)設立。以来多くの省庁や自治体のユニバーサルデザインに関する委員会に参画。企業や行政、団体等のアクセシブルなWeb構築や、デザインの初期段階から多様なユーザーが参加するものづくりへのコンサルティングを行っている。UDNJ(Universal Design Network Japan)理事長。美作女子大講師、金沢大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうたろう

1
ITの黎明期を支えた人々の思いを、今でも伝えきれているだろうか?ドライなIT社会にいるからこそ、共感する力を失わずにいたいと思う。2011/10/27

ReadingYear

1
女性のM字カーブを解消することが起業を後押しする、障害者や高齢社会をステレオタイプの暗いイメージにしているのはマスコミの姿勢に原因がある、アメリカではCCのボタンを押せばClosed Captionで内蔵された字幕が見られる。アメリカ90%、イギリス50%、日本ではNHKで19.8%、民放で3.3%(H12)もともとは超高価なデコーダーという機械が必要だったのがICになって埋め込み可能になった。アメリカで普及したのは団体で大量の「感謝状」をテレビ局、スポンサーに送ってアピールしたから。2011/06/22

2ndkt

0
発行から12年。当時、著者が描いた未来は、ある程度、現実のものとなっている。もちろん、著者はじめ、関係者の努力によるものだと思うが。また、著者の生き方も、参考になる一冊。2014/07/09

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