3.11を心に刻んで

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000230452
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人は,どのような局面において言葉をつむぎ,また,それを手にとり読んできたのか――。さまざまな執筆者が,過去から蓄積されてきた言葉をひき,その言葉に思いを重ねて書き継いできたウェブ連載を本書に一挙収録。大震災一年にあたり,その30名の執筆者たちによる書下ろし原稿を加える。


■ 目次

I 3.11を心に刻んで

2011年5月11日
斎藤 環 成田龍一 星野智幸
6月11日
最相葉月 田島征三 梨木香歩
7月11日
池澤夏樹 田中美津 並木浩一
8月11日
澤地久枝 原田正純 アーサー・ビナード
9月11日
赤坂憲雄 こうの史代 本田由紀
10月11日
管啓次郎 中村和恵 渡辺えり
11月11日
石牟礼道子 大野更紗 田部井淳子
12月11日
岡 真理 田中優子 宮田光雄
2012年1月11日
大門正克 栗原 彬 濱口竜介
2月11日
石田葉月 大石芳野 やなせたかし

II 3.11に寄せて

「こころのケア」は終わらない
斎藤 環
東日本大震災・原発事故,その後
成田龍一
震災を語る言葉を待つ
星野智幸
祈 り
最相葉月
見えない魔物と戦う大地の神々
田島征三
たとえば山田周生さんのこと
梨木香歩
文明の致死因子
池澤夏樹
生き延びていくということ
田中美津
リセットの時――周縁からの文化創造
並木浩一
一冊の文庫本を
澤地久枝
事故は確率ではない
原田正純
冷温思考停止状態
アーサー・ビナード
追伸,または
赤坂憲雄
外側の人へ
こうの史代
簡単じゃない,すぐにじゃない.でも忘れない,あきらめない.
本田由紀
声という心のかたち
管啓次郎
かすかな光を放つものがいつもそこにいる
中村和恵
震災のこと
渡辺えり
文明の卒塔婆
石牟礼道子
sympathy-empathy-compassion
大野更紗
ささやかな発信を続けていきたい
田部井淳子
「ナクバ」としての〈3.11〉
岡 真理
国を超えた運動が世界を変える
田中優子
怪獣リヴァイアサン
宮田光雄
震災に向き合う歴史学
大門正克
ほとりに立つこと――「遠人愛」をめぐって
栗原 彬
「死者の声」を聴くために
濱口竜介
世界は変わった.我々は変わった?
石田葉月
これは他人事ではない
大石芳野
3月11日から
やなせたかし

内容説明

人は、どのような局面において言葉をつむぎ、また、それを手にとり読んできたのか―。さまざまな執筆者が、過去から蓄積されてきた言葉をひき、その言葉に想いを重ねて書き継いできたウェブ連載を一挙収録。大震災一年にあたり、その30名の執筆者たちによる書下ろし原稿を加える。

目次

1 3・11を心に刻んで(斎藤環;成田龍一;星野智幸;最相葉月;田島征三 ほか)
2 3・11に寄せて(「こころのケア」は終わらない(斎藤環)
東日本大震災・原発事故、その後(成田龍一)
震災を語る言葉を待つ(星野智幸)
祈リ(最相葉月)
見えない魔物と戦う大地の神々(田島征三) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Rin

44
【図書館】あの日から始まったことを作家、精神科医、漫画家など違った立場の人たちがあの時は言葉に出来なかった、言葉にならなかった感情を少しずつ表に出している。それぞれの視点で想いや考えには、胸に熱いものがこみ上げてきたり、深く考えさせられたり、知らなかった人や出来事を知ることができた。まだ過去じゃない。地震は、津波は天災で。でも原発事故という人災でその恐ろしさは、真っ直ぐに伝わってきた。復興は終わっていない、私たち一人ひとりが出来ること、やらなければいけないことはたくさんあるのだと、心に刻める本でした。2016/03/05

てんちゃん

30
岩波書店のホームページに作家や学者、医師登山家等、さまざまな人が書き綴った文章を編集したもの。岩波書店だけあって、各著者の主張が明確。やや難解な文章も多くあり、うまく理解できなかった部分も多くありますが、さまざまな立場の人が真剣に震災に向き合っている姿勢は感じることができました。原発事故と水俣病訴訟の比較など、新たな知見も広げられました。2016/03/28

かんちゃん

29
3.11、地震、津波、原発事故。東北の人々の穏やかな生活は一転して哀しみと苦悩の日々に変わった。本書は、書くことを生業にする様々な立場の人たちが寄せた言葉をまとめたものだ。 震災から1年後の声が新鮮に聞こえるのは、私自身の中で「あの日」が風化しつつある証左なのかもしれない。---------★一寸先は光★苦しゅうして苦しゅうして、もう全部許すことにした。※※※も、病人を蔑んだ人々も全部許す。人を恨むことはやめた。この辛い病気は誰にも病ませたくない。全部私たちが荷ってゆく2016/03/17

速水こもみち

25
あの日のことを忘れないよう、言葉で心に刻みつけよう。そしてこれからどうすればいいのか考えていこう。共感できることそうでないこと、いろいろな人の”言葉”が語られている。2016/03/21

がんぞ

3
津波被害と、原発事故一次二次…被害が半々/「計画停電」被害(交通信号も停めて事故死が出た/あれほど人工呼吸器依存の生者が居るとは知らなかった/都心ではパチンコ屋が白昼堂々営業)が言及されない。皇室ことに両陛下への信頼が増したと思うが不言及。「誰かを責めても無意味」それでも菅直人首相は糾弾されたのにも不言及、非常事態に閣議等の議事録(勿論録音も)「最初から作らなかった」。日本が「下になった」と慢心した韓国の北鮮系団体が売春少女像を歩道の敷石を剥がして設置しても黙認(むしろ脅迫に利用)、侵略常態支那が領海侵犯2018/03/20

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