こどものとも傑作集<br> やこうれっしゃ

個数:

こどものとも傑作集
やこうれっしゃ

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2024年07月27日 18時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6変判/ページ数 31p/高さ 20X27cm
  • 商品コード 9784834009224
  • NDC分類 E
  • Cコード C8795

出版社内容情報

夜の闇を走る夜行列車の中には暖かさと人と人との触れ合いがあります。訛りのある会話さえ聞こえてきそうな暖か味のある絵で、夜行列車の旅へご招待します。

<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

194
上野から冬の金沢まで。古き良き、懐かしの夜行列車。今や2時間で着いてしまうその地も、夜を超えるほどに遠い、懐かしの故郷へ。大風呂敷を担ぐ者、出稼ぎから戻る者。吐息白く、別れを惜しみ寄り添う者、もう時間だから行くね。灯る列車を見つめ続けるけれど音は消えていく。網棚に沢山の荷物を載せて、ボックス席で器用に眠り、どんな夢を見ているのだろう。再会を待ちわびて。寝台車両で幼子が目覚めてはまた眠る。眠れずに窓辺を拭い、曇る夜空の雫を見つめる者もいる。久しぶりに逢いたいな。夜が明けるまでは。さあ着いたわ。行きましょう。2023/04/02

Kawai Hideki

87
昭和の時代感が魅力的な夜行列車の旅絵本。上野から金沢まで。字はなく、乗客の列車内での過ごし方をたんたんと描く。子連れが夜泣きで困っていたり、サラリーマンらしき集団が缶ビールで宴会していたり、若い二人がトイレの前で壁ドンして語り合ったりなど。改札、乗車時、夕食時、就寝時、真夜中、明け方、到着前、降車時と、それぞれの登場人物が違う場面でどこにいて何をしてるのかを追いかけるのが楽しい。2014/09/20

へくとぱすかる

62
先ほど読んだ、椎名誠の『絵本たんけん隊』に登場した絵本。1980年の「こどものとも」が初出。それまでの取材期間を考えると、半世紀くらい前の光景だろう。けん引する機関車も、客車・寝台車も、列車そのものも、みんな過去に置き忘れてきて、それを絵本という窓からのぞかせてもらった思いがする。みごとに夜行列車の特徴をとらえ、夜行列車あるあるを生き生きと絵にしている。一度でも乗車した人なら、こんな旅は忘れられない思い出として残っているだろう。時間とともに車両の前方へ視点がかわり、場所も遠くに走っていく趣向が楽しい。2023/05/30

seacalf

62
ある程度薹が立ってる人なら懐かしさに目を細めるはず。個人的に上野駅はとても縁がある場所なので感慨深い本。LED掲示板の今とは違い、行き先表示の鉄の板を改札上に吊り下げる様子まで描かれている。当時の話を聞いたことがある身としては非常に面白い。今や昔とは比べられない程都会的でスタイリッシュになったコンコース。久しぶりに立ち寄ったら酉の市の多きな熊手が中央改札口に展示されていて、思わずカメラを向けてしまった。駅のことばかりで肝心の夜行列車について書けなかったが、当時を思わせる貴重な絵本だ。2017/11/19

62
うーむ、この絵本はいい。どこかで見た事ある名前と絵だと思っていたら『にちよういち』の人だった。あれも良かった。こちらは夜行列車の出発から到着までを文章も台詞も皆無で描いたインストロメンタル的絵本。駅や車内(芝居の舞台上のようだ)に沢山の人間が出て来てごちゃごちゃしているものなので、見る所も沢山あり、眺めて飽きない。子供時代に出会っていたら、しばらく毎日眺めていただろう。駅に着いて駅弁を買っていた人が、次のページでは食べていたりと、小さな部分がきちんとしている。終点到着で終わる。大人も楽しめる。2015/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/520428
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品