可能性としての歴史 - 越境する物語り理論

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000224659
  • NDC分類 201.1
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチアカデミー

14
物語り理論から歴史学を考察した一冊。「過去とは、かつてあたとおりに現在において「再現」されるというよりも、そのありえた姿において、つまり「可能性」として現在に語りかけてくる」と、過去の絶対的な真実を探求するではなく、いま提示される一つの「可能性」がなぜ「再現」されているのかを考えることの重要性を指摘。「物語り」を悪用すれば、歴史を修正・ねつ造することも可能となる。システムやイデオロギーによって「創られた歴史」から逃れるには、歴史の「痕跡」から、抑圧、隠蔽された過去の可能性を見つめることが必要なのだ。2015/10/08

空虚

9
ヘーゲルに依れば歴史には生じた出来事の位相/生じた出来事を叙述する位相がある。そして生じたあらゆる出来事を叙述することは不可能だ。だから、逆に言えば歴史叙述は生じた出来事を取捨選択し、血縁でまとあげることのできでない近代国民国家を存立させる装置としての、国民の来歴の物語、”history(=story)"生むことができる。いわゆる「つくる会」の理事を務めた坂本多加雄が、歴史物語理論の思想系譜にあたるポール・リクールの著作を援用しつつ、国民の来歴の物語を書いたことは興味深い(続く)。2016/02/14

ゆういち

1
ピハライネン来日に合わせて読んだ。東洋大でのピハライネンの報告のコメンテータとして鹿島さんが参加するからだ。あわてて読んで流し読みになってしまった。図書館からの貸し出し本なので、また時間のある時に再読したい一冊。2014/03/09

飛燕

1
歴史の物語り論を中心に「歴史」について考察。ナショナルヒストリー批判に留まらず、「歴史を物語る」行為を人間の生の次元にまで高めて考察する。その際にハイデガー、ベンヤミンなどを手がかりにするのは氏独自の手法と言ってよい。2012/08/26

hsm

0
一章、二章、五章のみ読了。2009/10/07

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