可能性としての歴史 - 越境する物語り理論

個数:

可能性としての歴史 - 越境する物語り理論

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月26日 07時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000224659
  • NDC分類 201.1
  • Cコード C0010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハチアカデミー

14
物語り理論から歴史学を考察した一冊。「過去とは、かつてあたとおりに現在において「再現」されるというよりも、そのありえた姿において、つまり「可能性」として現在に語りかけてくる」と、過去の絶対的な真実を探求するではなく、いま提示される一つの「可能性」がなぜ「再現」されているのかを考えることの重要性を指摘。「物語り」を悪用すれば、歴史を修正・ねつ造することも可能となる。システムやイデオロギーによって「創られた歴史」から逃れるには、歴史の「痕跡」から、抑圧、隠蔽された過去の可能性を見つめることが必要なのだ。2015/10/08

空虚

9
ヘーゲルに依れば歴史には生じた出来事の位相/生じた出来事を叙述する位相がある。そして生じたあらゆる出来事を叙述することは不可能だ。だから、逆に言えば歴史叙述は生じた出来事を取捨選択し、血縁でまとあげることのできでない近代国民国家を存立させる装置としての、国民の来歴の物語、”history(=story)"生むことができる。いわゆる「つくる会」の理事を務めた坂本多加雄が、歴史物語理論の思想系譜にあたるポール・リクールの著作を援用しつつ、国民の来歴の物語を書いたことは興味深い(続く)。2016/02/14

ゆういち

1
ピハライネン来日に合わせて読んだ。東洋大でのピハライネンの報告のコメンテータとして鹿島さんが参加するからだ。あわてて読んで流し読みになってしまった。図書館からの貸し出し本なので、また時間のある時に再読したい一冊。2014/03/09

飛燕

1
歴史の物語り論を中心に「歴史」について考察。ナショナルヒストリー批判に留まらず、「歴史を物語る」行為を人間の生の次元にまで高めて考察する。その際にハイデガー、ベンヤミンなどを手がかりにするのは氏独自の手法と言ってよい。2012/08/26

hsm

0
一章、二章、五章のみ読了。2009/10/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/123533
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品