出版社内容情報
アメリカにおける法思想変革の最大の貢献者であり,理論と実践の両面で新しい地平を切り開いてきた「フェミニズム法学」の国際的第一人者の,理論的骨格をなす主要論考を収録.上巻では,現代社会における女性の生(ライフ)とそれをとりまく男性優位の法的現実について批判
内容説明
アメリカにおけるフェミニスト法学確立の最大の貢献者の一人であり、理論と実践の両面でフェミニズムの新しい地平を切り開いてきた著者の、理論的骨格をなす主要論考を収録。上巻では、現代社会における女性の生とそれをとりまく男性優位の法について批判的に解明。マッキノン理論の全体像を示すとともに、性的暴行から中絶、売買春、ドメスティック・バイオレンスに至るまで、性的不平等にもとづく性的虐待の問題を具題的に論じる。
目次
法を理解する―実体と法
第1部 平等論の再構成(男の法のもとでの女の生;性的不平等としての性的虐待)
著者等紹介
マッキノン,キャサリン[マッキノン,キャサリン][MacKinnon,Catharine A.]
1946年生まれ。米国ミシガン大学ロースクール教授。法学者、弁護士。憲法および国際法における性の平等理論で高い評価を獲得。フェミニズム法学理論の第一人者として知られる。弁護士としてセクハラ裁判、国際的な女性の人権擁護にも積極的に取組み、理論と実践の両面で活躍
森田成也[モリタセイヤ]
1965年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了。駒沢大学非常勤講師。理論経済学
中里見博[ナカサトミヒロシ]
1966年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科修了。福島大学行政政策学類准教授,憲法学
武田万里子[タケダマリコ]
1957年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修了。津田塾大学国際関係学科教授。憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 社会福祉研究入門