出版社内容情報
国際金融市場の激動および国際通貨システムの展開を、グローバルな視点で政治経済の構造変化を背景に豊富な具体例を用いて生き生き描いた権威ある学者の力作。
内容説明
この本は、以前出版した『国際通貨システム―1945~1981』の続編であり、1980年以降の国際通貨に関わる出来事をフォローしたものである。先に出版された本と合わせれば約半世紀にわたる世界の経済・金融の歴史をカヴァーすることになる。
目次
第1章 ドル相場の大幅変動
第2章 発展途上国の債務危機
第3章 ヨーロッパにおける経済通貨統合
第4章 体制移行国経済とその国際的影響
第5章 1990年代の国際資本移動とその影響
第6章 国際通貨システムの現状と将来