エスカレーション―北朝鮮vs.安保理四半世紀の攻防

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エスカレーション―北朝鮮vs.安保理四半世紀の攻防

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000223003
  • NDC分類 392.21
  • Cコード C0031

出版社内容情報

北朝鮮の核実験、ミサイル発射に対し、国連安全保障理事会は制裁決議を出す――。国際社会はなぜ北のエスカレーションを止められないのか。安保理非公式会議記録の生々しいやりとりから浮かび上がる、大国の利害衝突と試行錯誤の対応。

内容説明

一九九二年、冷戦終結後の国際平和構築に向け、史上初の国連「安全保障理事会サミット」が開かれた。高揚感に満ちた安保理を北朝鮮の核開発疑惑が大きく揺さぶる。北朝鮮がミサイル発射・核実験を行い、安保理は制裁決議を出す―、四半世紀にわたって同じ事態が繰り返されながら、なぜ北のエスカレーションを止められないのか。「裏安保理」とも言うべき非公式協議の生々しいやりとりから浮かび上がるのは、米中ロら大国の利害衝突と試行錯誤の対応だった。国際社会は、孤立を深め核に依存する北朝鮮を包摂できるのか。

目次

第1部 冷戦終結後安保理の試練(第一次核危機苦闘の始まり(一九九三~九四年)
日米間の“ミサイル・ギャップ”(一九九四~二〇〇〇年)
北朝鮮とイラク拡散する議論(二〇〇一~〇四年) ほか)
第2部 「核なき世界」と北朝鮮(オバマと「核の世界」(二〇〇九年)
事務総長潘基文の模索(二〇〇七~一六年)
「天安」沈没事件の衝撃(二〇一〇年) ほか)
第3部 トランプと金正恩(トランプ登場(二〇一六~一七年)
エスカレーションは止められるか(二〇一七年))

著者等紹介

藤田直央[フジタナオタカ]
1972年京都府生まれ。朝日新聞政治部外交・安保・憲法担当専門記者。京都大学法学部卒業。朝日新聞社入社後、千葉支局、山形支局、政治部、米ハーバード大学国際問題研究所(客員研究員)、那覇総局、名古屋報道センター(デスク)等をへて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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hamu0hamu0

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北朝鮮がNPT=核不拡散条約から脱退した1993年から2017年に至るまでの安保理内でのせめぎ合いが記されている。 拒否権を持つ常任理事国が一枚岩になれないので、安保理として強硬な姿勢は取れず、北朝鮮は核・ミサイル開発を確実に進めることができている。そしてその脅威を国内政治にうまく利用する政権がいる…。 そういう話の展開になっている。 2018年に入ってからのことは書かれていない。2018/08/22

Ryusuke Minato

0
北朝鮮の様々な動きに対する、この四半世紀の国連安保理の動きを追った本。 日米韓・中露・英仏・その他の国々、北朝鮮。徐々に強められる制裁決議と反発。 現実をどう認識して、何を回避するために、どこで落とすか。色々考えさせられる。 (ただ、その答えが憲法の改正ではないことは火を見るより明らかだと、改めて思った)2018/01/17

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