出版社内容情報
戦争危機から対話局面へ──朝鮮半島情勢の転換をうながした大統領・文在寅は何を考え、どう生きてきたか。「問題児」から「人権弁護士」への足跡、運命を導いた故・盧武鉉氏との同行。韓国で大ベストセラーとなった自伝がついに刊行。日本語版読者への序文付き。
内容説明
なぜ、金正恩と対話したのか。なぜ、朴槿恵大統領の弾劾・罷免ののち、新大統領に選ばれたのか。これから韓国政治、そして東アジア情勢はどうなるのか?―その答えは、人間、文在寅の苦難の道のりの中にある。「問題児」から「人権弁護士」への足跡、そして運命を導いた故・盧武鉉大統領との歩みを綴る本書は韓国でベストセラーとなり、長く版を重ねてきた。大統領による書き下ろし「日本語版への序文」も収録する。
目次
第1章 出会い(その日の朝;最初の出会い ほか)
第2章 人生(父と母;貧しさ ほか)
第3章 同行(青瓦台への同行;参与政府の組閣裏話 ほか)
第4章 運命(喪主文在寅;彼を見送って ほか)
著者等紹介
文在寅[ムンジェイン]
第19代大韓民国大統領。1953年、慶尚南道巨済島生まれ。1980年、慶煕大学卒業。1982年、司法研修院修了後、釜山に盧武鉉(のち第16代韓国大統領)と共同で弁護士事務所を開設。多くの人権・労働事件に関与する。2003年誕生の盧武鉉政権では大統領秘書室民情首席秘書官、市民社会首席秘書官、秘書室長を歴任。2009年5月、盧氏の逝去を受けて国民葬葬儀委員会運営委員長を務める。2012年4月、国会議員選挙に立候補、初当選。同年12月、大統領選に出馬するも朴槿恵候補に惜敗。2017年4月、「共に民主党」の大統領候補に選出、同年5月大統領選に勝利し、同月10日、第19代大統領就任
矢野百合子[ヤノユリコ]
会議・放送通訳者、立教大学兼任講師。1954年生まれ。国際基督教大学(ICU)比較文化研究科博士後期課程満期退学。韓国の明知大学日語日文学科専任講師を経て、東京女子大学、ICUほかで語学・文化科目を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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