岩波ホールと“映画の仲間”

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  • サイズ B6判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000221986
  • NDC分類 778
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1968年,神保町の一角に生まれた小さなホール.「良いものはきっと受け入れられる」との信念のもとに,興行という立場から映画芸術を育ててきた著者.こぼれ話とともに,映画の作り手たちとの温かい交遊や,ホール裏でのスタッフの奮闘ぶり,女性映画人たちに力を与える活動の数々を,万感の思いをこめて綴る.

内容説明

女性が映画の世界で働くことすら反対を受けた時代。一九六八年、完成したばかりの岩波ホールの運営をほんの短い期間のつもりで引き受けた著者は、いつしか総支配人といういかめしい肩書きを背負って、映画という芸術を育てるために猛然と働き出した。ホールを通じて出会ったかけがえのない“仲間”たちとの思い出、優れた映画から学んだこと、平和運動や女性運動への信念などを情熱を込めて語る。

目次

第1章 岩波ホールの船出―ホール開き、ホール改造、社員探し
第2章 軌道に乗ったホール
第3章 映画が出会わせてくれた友人たち
第4章 映画からの問題提起
第5章 アジアから発信する
第6章 エンドマークなき情熱
第7章 過去を見つめながら未来を描く

著者等紹介

高野悦子[タカノエツコ]
1929年、旧満洲大石橋生まれ。51年日本女子大学卒業。53年東宝文芸部へ入社。61年パリ高等映画学院(IDHEC)監督科卒業。68年、岩波ホール創立と同時に総支配人に就任。1997年から2007年まで東京国立近代美術館フィルムセンターの初代名誉館長。世界各国の埋もれた名画の上映に力を注ぎブルーリボン賞、菊池寛賞など多くの賞を受賞。2004年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

14
岩波市民講座(12頁)。まだ参加したことがない。1978年ホール創立10周年(16頁)。著者の師匠である、福祉としての映画を教えたのは南博先生で、伝統芸術を学ぶ必要性を教えたという(23頁)。作品の値段が高い場合は、安くなるまで待つ(50頁)。本の場合もAmazonで安くなるまでまつか、図書館だな。内発的発展論の故鶴見和子先生も出てくる(93、107~、287頁~)。日舞「二人の会」とのこと。2014/03/02

koji

3
<高野悦子さん(駄目なエツコ※本文参照)への追悼>岩波ホールで上映された映画はどれも印象に残るものばかりです。「木靴の樹」、「「プロビデンス」、「旅芸人の記録」、「ルードウィヒ」、「眠る男」、「山の郵便配達」、「ベアテの贈り物」、「冬の小鳥」。少ないですが、どれもいつまでも心に残るものばかりです。高野さんの生涯は順風満帆とはほど遠かったことを始めて知りました。しかし、世界の辺境に目を向けること、女性の人権を高めること。この2点は誰にも負けないものでした。素晴らしい生涯でした。ありがとうございました(涙)。2013/06/23

よしだ まさし

3
高野悦子『岩波ホールと〈映画の仲間〉』岩波書店を読了。 高野悦子さんが1968年に岩波ホールに関わるようになってから、2011年まで(「あとがき」を含めると、2013年1月まで)の軌跡を詳細に語った1冊。 この本を読むと、高野悦子さんがいかに映画を愛し、優れた映画を日本に紹介するために大変な努力をされていたことががとってもよく分かる。東京国際女性映画祭で見かける高野悦子さんは、いつも穏やかで、ちょっとのほほんとした雰囲気をたたえていて、とてもこのように精力的に活動されている方のようには見えなかったのだけれ2013/04/06

Kazuo Ebihara

2
1968年2月、神田神保町に 232席の小さな映画館が生まれた。 開業から総支配人を務める著者が、 40年に亘る映画普及への奮闘ぶりを語った。 1974年、エキプ・ド・シネマ(映画の仲間)運動により、 商業ベースに乗りづらい 世界の名作映画の上映が始まった。 著者は、海外買い付け、映画祭開催、女性運動、 国立近代美術館フィルムセンター館長の仕事と、 常に多忙を極めた。 生涯、映画を愛し、 多くの映画人から愛された高野悦子は、 今年2月、83歳で惜しまれつつ亡くなった。 R.I.P.合掌。 2013/08/24

草津のブーサン

2
岩波ホールと言えば、ミニシアターの老舗的なイメージしかなかった。ホールの歴史と共に、並々ならぬ高野悦子氏のご努力…知らなかったことばかりで恥ずかしい。あとがきが、2013年1月とある。最後の最後まで、お仕事されてたんですね。ご冥福をお祈りするばかりである(-人-)2013/05/18

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