内容説明
歴史的な政権交代から三年。国民の期待を背負いながら、なぜ鳩山・菅政権は瓦解していったのか?政権交代の高揚感の中での国交副大臣就任、社民党の連立離脱、離党、そして東日本大震災の災害ボランティア担当首相補佐官として、政策転換に格闘した体験から見えてきたものとは―。政権交代・連立政権時代の「統治」とは何か、そしていま、真の政治の変革を起こす鍵としての「市民参加」を考える。
目次
1章 官邸と被災地をつなぐ―災害ボランティア担当首相補佐官として見た東日本大震災(官邸を走り回って;被災地の「御用聞き」として;政治、行政、そしてボランティアの役割)
2章 国土交通副大臣として―政権交代と政策転換
3章 普天間問題という棘―日米関係をどう構築するか(普天間飛行場移設問題―戦後政治の縮図;三党連立政権の棘としての普天間問題)
4章 「政治の質」を変える―政権交代を始まりの一歩に(「市民参加型」政治を目指して;連立・政権交代時代の政治とは)
著者等紹介
辻元清美[ツジモトキヨミ]
1960年生まれ。早稲田大学在学中にNGO「ピースボート」を設立。96年衆議院議員選挙に社民党から立候補し初当選。2002年に議員辞職するが05年、09年衆議院議員選挙にて当選。連立政権で国土交通副大臣に就任。党の連立離脱に伴い辞任。10年7月社民党を離党、11年9月民主党入党。東日本大震災に際し災害ボランティア担当内閣総理大臣補佐官を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
Francis
ポール