出版社内容情報
米政府の外交政策の決定システムを連邦議会,官僚機構,大統領,公衆の各役割を分析することで把握し,米政府の外交手段の選択・効果に言及,アメリカ外交を概観する。
【目次】
アメリカ外交政策の決定過程
連邦議会の役割
1 序 論
2 外交政策と議会の参与
3 外交政策と議員の関与
4 外交政策と委員会
5 外交政策における議会
官僚機構の役割
1 はじめに
2 官僚の役割とその行動様式
3 大統領府と国家安全保障会議(NSC)
4 国務省
5 国防省
6 中央情報局(CIA)
7 おわりに
大統領の役割
1 はじめに
2 大統領の権限と範囲
3 大統領のスタイルと個性
4 大統領の責任と役割
5 大統領と知識人
6 危機における大統領
7 おわりに
公衆の役割
―世論、マスコミ、政党、圧力団体―
1 本稿のモデル
2 公衆と外交政策の関係
3 世論と外交政策
4 マスコミ
5 政党と外交政策
6 圧力団体
アメリカ外交政策のアプローチ
1 はじめに
2 外交的手段
3 経済的手段
4 心理的手段
5 政治的手段
6 軍事的手段
7 手段の選択と効果的実施
8 おわりに
あとがき
主要参考文献
索 引
内容説明
冷戦の終焉は新しいパックス・アメリカーナの始まりなのか?米外交政策の決定システムを把握し、外交論議を実りあるものにするために。本格的な分析。
目次
アメリカ外交政策の決定過程(連邦議会の役割;官僚機構の役割;大統領の役割;公衆の役割―世論、マスコミ、政党、圧力団体)
アメリカ外交政策のアプローチ(外交的手段;経済的手段;心理的手段;政治的手段;軍事的手段;手段の選択と効果的実施)