出版社内容情報
アメリカ分断の起源はどこにあるのか。アメリカの歩みを、一一ものネイション(独自の地域文化圏)の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。現在の深刻な亀裂を考える上でも示唆に富む。下巻は一九世紀から二一世紀まで。
内容説明
北米の歩みを、11のネイション間の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。下巻では、西部開拓・南北戦争から現在までを扱う。「北部対南部」という二項対立の見方を修正し、いかなる南北戦争像を描くのか。20世紀半ばより先鋭化したネイション・ブロック間の対立は、アメリカをどこへ導くのか。北米大陸の再編までをも展望する壮大な歴史叙述。
目次
第3部 西部獲得の戦争―一八一六年から一八七七年まで(西へ拡張するヤンキーダム;西へ拡張するミッドランド;西へ拡張するアパラチア;西へ拡張する深南部;エル・ノルテの征服 ほか)
第4部 文化戦争―一八七八年から二〇一〇年まで(極西部の創設;移民とアイデンティティ;神と布教活動;文化衝突;戦争、帝国、軍隊 ほか)
著者等紹介
ウッダード,コリン[ウッダード,コリン] [Woodard,Colin]
1968年生。シカゴ大学大学院修了。歴史家・ジャーナリスト
肥後本芳男[ヒゴモトヨシオ]
同志社大学グローバル地域文化学部教授。アメリカ史
金井光太朗[カナイコウタロウ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。アメリカ政治史
野口久美子[ノグチクミコ]
明治学院大学国際学部准教授。アメリカ史・先住民研究
田宮晴彦[タミヤハルヒコ]
水産大学校水産流通経営学科准教授。アメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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