11の国のアメリカ史〈下〉―分断と相克の400年

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11の国のアメリカ史〈下〉―分断と相克の400年

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000220989
  • NDC分類 253
  • Cコード C0022

出版社内容情報

アメリカ分断の起源はどこにあるのか。アメリカの歩みを、一一ものネイション(独自の地域文化圏)の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。現在の深刻な亀裂を考える上でも示唆に富む。下巻は一九世紀から二一世紀まで。

内容説明

北米の歩みを、11のネイション間の分断と相克の歴史として描くユニークな歴史書。下巻では、西部開拓・南北戦争から現在までを扱う。「北部対南部」という二項対立の見方を修正し、いかなる南北戦争像を描くのか。20世紀半ばより先鋭化したネイション・ブロック間の対立は、アメリカをどこへ導くのか。北米大陸の再編までをも展望する壮大な歴史叙述。

目次

第3部 西部獲得の戦争―一八一六年から一八七七年まで(西へ拡張するヤンキーダム;西へ拡張するミッドランド;西へ拡張するアパラチア;西へ拡張する深南部;エル・ノルテの征服 ほか)
第4部 文化戦争―一八七八年から二〇一〇年まで(極西部の創設;移民とアイデンティティ;神と布教活動;文化衝突;戦争、帝国、軍隊 ほか)

著者等紹介

ウッダード,コリン[ウッダード,コリン] [Woodard,Colin]
1968年生。シカゴ大学大学院修了。歴史家・ジャーナリスト

肥後本芳男[ヒゴモトヨシオ]
同志社大学グローバル地域文化学部教授。アメリカ史

金井光太朗[カナイコウタロウ]
東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。アメリカ政治史

野口久美子[ノグチクミコ]
明治学院大学国際学部准教授。アメリカ史・先住民研究

田宮晴彦[タミヤハルヒコ]
水産大学校水産流通経営学科准教授。アメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

22
米国には移民による人口急増期が三回ある。第一波、第二波は、西欧のカトリック教徒と北欧、中国。第三派は南欧、東欧である。彼らは、新たな文化圏を作らなかったが、先住者らは、彼らがローカルな慣習に同化できなかったり、米国を弱体化させたりするのではないかと警戒した。「明白なる天命」にとらわれていた人々は、西進し、新来者を自分らの生活様式に同化させようとした。一方で、劣等人種の汚染から保護する移民割当を課し、移民の波を終わらせた。日系移民の悲劇は移民政策と米国との対立という変化が切れ目なく続いたことに起因している。2019/03/18

MUNEKAZ

12
上巻で示された11のネイションが南北戦争を経て、北部と南部の2ブロックに分かれ、政治のみならず文化の面でも分裂傾向を示すダイナミックな見取り図は面白い。大統領選挙で明暗を分けるスイング・ステートの存在などは、本書の議論を通しと理解がしやすいところ。ただこの本って岩波からハードカバーで出ているから真面目そうに見えるだけで、めっちゃ癖強な一冊ですよね。ときどき強引だなぁって部分もあるし、あんまりにも真に受けると出身ネイションだけで政治家を判断する短絡思考になるのでは。実際はもっと色んな要素が絡んでいるよね。 2024/03/05

スプリント

12
南北戦争からの歴史が書かれています。移民国家であるアメリカの多様性がいかに形成され問題を抱えながらも国家として結束しているかがよく理解できます。2017/12/17

maja

11
上巻では1590~1769年植民地時代から独立革命まで。下巻では1816~1877年西部開拓・南北戦争から現在までを、ネイションの形成順に複数の異なる地域文化の存在やそれらの特徴を示しながら「分断と相克の400年」―歴史的経緯を大国の成り立ちを論じていく。民族意識の強いアメリカ社会と地理的なものを理解するのにとても役立ちそうだ。今まで見聞きしてきたことが急に奥行きを持ってくっきりとしてくる。2018/06/11

yoneyama

9
以前あの広いアメリカを一つの国とみなして迂闊に過ごしてきたことを悔いている。ドイツ人かフランス人かは気になるのに、ヤンキーかタイドウォーターかは全然気にしていなかった不覚。粗野なアパラチアンと穏健なミッドランドが興味を引く。旧知の有名米国人の出身地が俄然気になって来ている。特に音楽家。彼らの2,3代前には先住民が多いことも最近知った。ザ・バンドのThe Night They Drove Old Dixie Downの歌詞の意味が深々とわかりました。細部など、もう一度読み返したい。歴代大統領の出身も納得。2021/06/01

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