内容説明
織豊政権の成立から明治維新にいたる約3世紀の日本の歩みを叙述する。本書の主要な課題は二つある。一つは戦国百年の乱世を通して形成されてきた地域的封建制が、統一政権の主導により、幕藩体制の確立に導かれてゆく内外の諸条件を明らかにすること、いま一つは明治維新の必然性を、幕藩体制の成立・解体の中から探り出すことである。
目次
第2章 幕藩体制の解体(つづき)(化政期の政治と経済;封建制解体期の学問と思想;江戸文化と地方文化)
第3章 明治維新(危機の深化と天保改革;開国と攘夷;江戸幕府の倒壊)
著者等紹介
北島正元[キタジママサモト]
1912‐1983。1935年東京帝国大学国史学科卒業。新潟大学教育学部助教授等を経て、1951年東京都立大学人文学部助教授、1959年同教授、のち名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- DDS 24- 2