南アジアと東南アジア―~15世紀

個数:
電子版価格
¥3,520
  • 電子版あり

南アジアと東南アジア―~15世紀

  • 提携先に3冊在庫がございます。(2025年07月25日 12時24分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000114141
  • NDC分類 209
  • Cコード C0322

出版社内容情報

山脈によって内陸アジアと隔てられ、陸では東アジア及び西アジアと、海洋では西方とつながる南アジア世界と東南アジア世界。初期国家の形成と諸帝国の盛衰、サンスクリット語・文化の伝播、インド化とマンダラ政体、ヴァルナ(カースト)制などを軸に、両者が緊密に交流しつつ独自の地域社会を形成する過程を包括的に提示する。

内容説明

豊かな自然環境に恵まれ、陸では西・東アジアとつながり、海洋では交易の要衝として繁栄してきた南アジアと東南アジア。初期国家の形成と諸帝国の展開、ヴァルナ(カースト)秩序の変遷、サンスクリット文化の伝播、「インド化」とマンダラ政体論などを軸に、二つの世界が緊密に交流しつつ独自の地域社会を形成する過程を包括的に提示する。

目次

展望(南アジア世界の形成と発展;東南アジア世界の形成と展開)
問題群(南アジアにおける国家形成の諸段階;インド洋・南シナ海ネットワークと海域東南アジア;サンスクリット語とパーリ語のコスモポリス;南アジアにおけるムスリムの活動とイスラームの展開)
焦点(南アジアの古代文明;ドンソン文化とサーフィン文化―東南アジアの鉄器時代文化;東南アジアの古代国家;女神信仰とジェンダー;アンコール朝の揺れ動く王権と対外関係;インド洋海域史から見た南インド)

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

17
三田昌彦「南アジアにおける国家形成の諸段階」より。アショーカ王の名が日本でも有名なマウリヤ朝。前三世紀に南アジアのほぼ全域を統合する大帝国を打ち立てたマウリヤ朝。古代の帝国は一般に形成されるが、マウリヤ帝国は湿潤な稲作地帯から発しており、世界的に特異であった。首都パータリプトラはガンジス川中流域に位置しており、稲作の穀倉地帯である。マウリヤ帝国は分権的な性格を有し、点と線の統治であった。その帝国形成はかなり早熟で、領域内の経済的格差が極めて大きかった。「この早熟的な帝国形成の出発点と2023/12/30

MUNEKAZ

15
先史時代から中世までの南アジア・東南アジアの歴史を概観する。扱う地域も時間軸も広いので、前半の通史の部分は駆け足気味でちょっと物足りない印象。ただ後半の「焦点」では、考古学の成果による古代文明の解析や、宗教の伝播に関するものは興味深いものが多い。ヒンドゥー教における女神信仰の篤さと、それに反比例するような現実世界の女性の地位のギャップを扱った論考は、ジェンダーに目配せした今の時代らしい着眼点なのではないかと思う。ある程度、インドや東南アジアについて知識を付けてから読むと、発見が多くて面白いかな。2022/07/05

kenitirokikuti

7
図書館にて▲馬場紀寿「サンスクリット語とパーリ語のコスモポリス」。これは同氏による『仏教の正統と異端-パーリ・コスモポリスの成立』の部分に近いようだ。インド学者シェルドン・ポロックによる「サンスクリット・コスモポリス」論を借りて、「パーリ・コスモポリス」論を立てる。ネーミングから察せらるように、アレクサンダー大王の征服によりギリシャ語が地域共通語になったあれらがモデルやね/スリランカには史書が成立しため、新しい王家が旧王都の僧伽を庇護して正統性を得る慣習ができ、これが東南アジアに伝播した。2023/08/12

ポルターガイスト

4
南アジア史弱いので東南アジアとの結びつきの中で認識を更新できてよかった。サンスクリット・コスモポリスやチョーラ朝の遠征などにみる唐宋変革の国際的インパクトなどに気づけた。2025/02/11

Go Extreme

3
南アジア世界の形成と発展: 原史から歴史へ 中世初期地域王権の成立と地域社会の形成 イスラームの展開と在地文化との交流 東南アジア世界の形成と展開 南アジアにおける国家形成の諸段階 インド洋・南シナ海ネットワークと海域東南アジア サンスクリット語とパーリ語のコスモポリス 南アジアにおけるムスリムの活動とイスラームの展開 南アジアの古代文明 ドンソン文化とサーフィン文化 東南アジアの古代国家 女神信仰とジェンダー アンコール朝の揺れ動く王権と対外関係 インド洋海域史から見た南インド2022/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19661225
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品