出版社内容情報
アジアはいま,物質的豊かさを見通す時代になったいっぽうで,冷戦構造が残り,脱植民地化の課題を抱え,ナショナリズムが国民感情を刺激し,歴史認識が対立の火種となっている.これまでの抵抗と抗争のための自国史の枠組みを克服し,平和と和解のための共通史を目指し,歴史認識問題に取り組む際の学術的視座を提示する.
内容説明
グローバルな視線で近現代における東アジア像を描きだしてきた本講座。別巻ではアジア研究の来歴を振り返り、今後の課題を展望する。「アジア研究と私」は、アジア研究を牽引してきた泰斗一〇人へのインタビュー。「東アジア研究のフロンティア」は、通史ではカバーしきれなかった問題群をとりあげ、世界史的視野での時代相を切り取り、最新の研究成果をまとめる。学問・研究の多様化と新たな展開を踏まえ、激動の東アジアといかに向き合うのか、その方途を探る。
目次
アジア研究と私(インタビュー)(朝鮮の近代史像を求めて;「無名」の人びとが紡ぎ出す歴史の諸相―「アジア」に接近する「聞き書き」という方法;近現代中国の連続性/非連続性―中国研究の転換点に立って;ネルーに魅せられて―アジアの中の南アジア研究へ ほか)
東アジア研究のフロンティア(アジア人口史;東アジアの疫病・衛生史の一断面―検疫制度と国際関係(一九世紀後半と戦間期)
東アジア近現代の都市と建築―建築・都市に織り込まれた帝国・国・社会
海運―清朝中国と明治日本の海運競業 ほか)
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