出版社内容情報
環境政策はいかにあるべきか,公共選択,政策手段,税制,行財政システム,費用負担の面から検討する.また,政策実施に際して重要なファクターである企業,市民,NGO,環境教育の役割や活動の意義を明らかにする.
内容説明
環境保全のために公共政策(=環境政策)が果たすべき役割は、ますます重要になっている。環境政策のあり方、今後の方向について、公共選択論、政策手段、税制、行財政システム、費用負担の面から検討する。そして政策を実施するに際して重要なファクターである企業、市民・NGO、環境教育について、具体的な事例をとり上げながら、その役割と意義、限界と可能性について明らかにする。
目次
序章 環境保全のための公共政策―新たな構築を目指して
第1章 環境保全と公共選択
第2章 環境規制の政策手段
第3章 環境税
第4章 環境政策と行財政システム
第5章 環境保全と費用負担原理
第6章 企業の役割と環境経営
第7章 環境政策とNGOの役割―気候変動問題を中心に
第8章 持続可能な社会をめざす環境教育
著者等紹介
寺西俊一[テラニシシュンイチ]
一橋大学大学院経済学研究科教授
石弘光[イシヒロミツ]
一橋大学学長
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