ガッシュ文庫 徒花は鬼につがう

高岡 ミズミ【著】

海王社（2018/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 215p／高さ 15cm
• 商品コード 9784796410908
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ごく普通の大学生活を送り、ただゲイという性的指向を受け入れられず地味に生きてきた湊。その日、自暴自棄になり初めて訪れたゲイバーで湊の運命は大きく変わる。店を出た直後に意識を失い、目が覚めた時は孤島に拉致されていた。その孤島には人間の体液を食する「鬼」の一族が住んでおり、湊は生贄として連れてこられたのだった。なんとか逃げ出そうとする湊だが、鬼の長・蘇芳を前にするとその美貌にまるで操られるように体を委ねてしまう。しかも湊の血と鬼には深い因縁があるようで―？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tanya]

受の湊がウザったい。一人で悩んでウダウダしてて、いい加減な言葉で追い込む辺りちょっと引く。お互い触れ合えないのに、どうもっていくんだろうと思ったら解毒剤！何故ある！って驚いた。側近の青目や蔵間がいい仕事してます。最後は甘くハピエン、楽しく読了です。

2018/02/05

[marilyn]

節分なので鬼モノを！安心安定のミズミ先生！あとがきで書かれているように、メロドラマ版桃太郎。鬼の思いが切ないです～( ;∀;)そしてそして今回必見は、あとがきであゆみ先生の1枚漫画が読めます！最の高です！

2018/02/03

[いちのせけい＠鬼太郎にあえる街]

とても一途でほっこりするお話だった。行き詰まった状況から、かなり強引な展開ではあったけども。できればチカと蔵間のお話も希望。

2018/02/12

[真仲]

★★★★☆ 後日談が良かった。笠井あゆみさんのあとがきの千景様がかわいい。

2018/02/17