岩波講座 現代化学への入門〈13〉金属錯体の合成と反応

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000110433
  • NDC分類 430.8
  • Cコード C3343

出版社内容情報

優れた触媒の開発には,詳細な反応機構を解明できる金属錯体を用いた研究が鍵となる。金属錯体の配位圏内では結合はきわめて流動的であり,多様で驚くべき結合様式をもつ中間体を次々と経由して反応が進む。複雑に見える有機金属錯体の構造や反応も,基本となる軌道相互作用や反応の組合せだ.パズルを解くように理解していこう。

内容説明

温和な条件で選択性よく化学変換を起こす触媒を開発するには、詳細な反応機構を解明できる金属錯体を用いた研究が鍵となる。金属錯体の配位圏内における結合はきわめて流動的であり、安定化合物ではほとんど見られない、多様で驚くべき結合様式をもつ中間体を次々と経由して反応が進行する。複雑に見える有機金属錯体の構造や反応も、基本となる軌道相互作用や反応の組み合わせだ。パズルを解くように、それらを理解していこう。

目次

1 典型金属錯体の合成
2 遷移金属錯体の合成
3 金属錯体を特徴づける反応
4 分子や基を安定化する金属との結合
5 分子や基を活性化する金属との結合
6 化学工業を支える金属錯体触媒

著者等紹介

飛田博実[トビタヒロミ]
1954年生まれ。1977年東北大学理学部化学第二学科卒業、1982年東北大学大学院理学研究科化学専攻博士課程後期課程修了、理学博士。現在、東北大学大学院理学研究科教授。専攻は錯体化学、有機金属化学

荻野博[オギノヒロシ]
1938年生まれ。1960年東北大学理学部化学科卒業、1962年東北大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了、理学博士。現在、放送大学教授・副学長、東北大学名誉教授。専攻は無機化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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