出版社内容情報
自然科学のみならず,学問のあらゆる分野において,また産業界の広い範囲で,数理的思考,数理的問題解決の方法は必須のものとなっている.それぞれの分野を代表する一線の研究者が集い,今世紀後半における現代数学や計算機科学などの諸科学のめざましい発展を受けて,応用のための数学理論,数理的解析手法の体系はいかにあるべきか,また実際的な問題解決にあたって,何が核となるべきかを明快に解説する.
内容説明
『Fourier‐Laplace解析』の特徴は、数学としてのFourier‐Laplace解析と、現象解析と計算のツールとしてのFourier‐Laplace解析とのつながりとバランスを心がけている点である。『漸近解析』の第1章は漸近解析への入門で、力学の簡単な例題から始めて漸近級数を紹介する。第2章では積分の漸近値の計算法。第3章は、その続きで、峠道の方法あるいは最急降下法とよばれる方法を説明し、応用として、確率論の大編差原理と量子力学の古典極限に触れる。第4章は発散級数とのつきあい方である。
目次
Fourier‐Laplace解析(Fourier級数;Fourier変換;サンプリングと離散Fourier変換;Laplace変換と微分方程式 ほか)
漸近解析(漸近展開;積分の漸近展開;峠道の方法;発散級数の解釈)
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