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内容説明
おおおにとうめのむすこのこづな、めだまのくりっとしたかわいいこどもだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
24
同じ題名でも、結構違うものですね。画がかたやまけんさんです。この文ならこのコンビも納得です(^^) それにしても最後はちょっと激しい終わり方ですね。昔のまま、再現したのでしょうか?2014/01/16
あおい
15
薪拾いから戻らない娘うめを探して父は長い間山を彷徨う。いくつもの峠を越えやっと見つけたうめは鬼に攫われ息子を産んでいた…優しく賢いこづなのとった行動が切ない。2018/02/02
ゆるり
14
鬼が可哀想かな。途中、おならや、蚊に、笑った部分もあったけど、ツノが生えてきたからって…。結末が悲しい。2023/02/23
遠い日
13
なんと切ない話だろう。おじいを助けぬいたこづなが、自分の出自を恐れるようになるなんて。あまりのストイックさに胸を突かれる。深い愛情で結ばれていた家族の悲しい結末に息を呑んだ。2015/11/08
いろ
11
節分に合わせて鬼の絵本を。「こづな」は原話が各地で違う展開らしく,ほるぷ出版と2冊を読み比べ。こちらは大好きな かたやまけんさん絵。水彩の明るい色調が柔らかい雰囲気でいい。こづなは鬼と人のハーフ少年。とてもしっかりした性格。激しく悲しい結末を昔話らしくサラッと。だけど,蚊の由来みたいな締めで,妙に納得もし,気に入った。奥付のお相撲さんが蚊にたかられつつ昼寝する絵にクスっw 深刻さが和らぐ。 6歳男児は,うめの屁場面でやっぱり喜ぶ^^; おじいの「おまえに くわれたって,おら ころせねえ」が印象的。2015/02/05