出版社内容情報
装飾美術の粋をあつめた華麗な建造物としてイスラーム世界を代表する墓廟であるタージ・マハルを紹介。
内容説明
インド西北部のタージ・マハルは、ムガル皇帝シャー・ジャハーンが、亡妻を追慕して12年の歳月と国費を傾けて建立した墓廟である。装飾美術の粋をあつめた華麗な建造物としてイスラーム世界を代表する。壮大な白大理石建築、壁面をかざる多彩な草花の浮彫り細工やコーラン章句の装飾文字など、斬新な意匠の魅力を克明に紹介。
目次
栄光の高みの芸術
写真図版(墓廟の内部;墓廟の外部;モスクとその「応答」;正面の入口)
あまり知られぬ側面
壁面装飾『コーラン』銘文表
八角壁面フリーズ『コーラン』銘文〈見返し装飾〉
タージ・マハル平面・断面図
文献