内容説明
いまなお私たちに深い感銘と示唆を与え続けてくれる古典的研究、何度読んでも味わい深い珠玉の読み物など、コンパクトに凝縮された先人の知恵の楽しみをさまざまな分野の読み手が紹介します。時代を超えて流れる科学の精神に、手軽に深く親しむための道案内。
目次
学ぶということ―絶えざる精神の再構築
文庫で読む生物科学の古典
先人の知恵を学ぶ―中谷宇吉郎『雪』と『寺田寅彦随筆集』
科学の基礎を問う―ゲーデルの不完全性定理を枕にして
心は燃えていたではないか
アナロジーの効用
古典から読む「地球学」の精神
科学的思考法のすすめ
情報科学への道、情報科学の行く道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
13
文庫、つまり日本語の携帯型小型本にも、いろいろな科学本が含まれているのですねぇ...当たり前と言えば当たり前ですが。何人かが共通して挙げられていましたが、中谷宇吉郎さんの『雪』は読んでみたいかも。2013/01/17
イノ
12
化学をテーマにしたブックガイド。紹介者の思い出と印象に残っている本と古典的な科学書が載っている。科学の分野を手軽に深く知れるのでは。2017/01/16
那由田 忠
7
中谷宇吉郎さんの『雪』やシュレディンガー『生命とは何か』が話題となっているが、それは有名な本だ。改めて読めたらいいなと思ったのはデーデキント『数について』とヒルベルト『幾何学基礎論』、グリック『カオス』だ。全体としてあまりいい印象がないが、そうしたいくつか挑戦してみたい本が見つかれば十分に役割を果たしたのかと思う。あれ、数学系ばかりだね。2014/12/06
プラス3
5
やっぱり岩波文庫の比率が高い。全体的にハイレベルなブックガイド。あまり読みたいと思う本がなかったのは残念。それからサイモン・シンが1冊も紹介されてないのはどういうことなの?。以下俺のおすすめ → 暗号解読、竜の卵、朽ちていった命、人間はどこまで耐えられるのか、理性の限界、単純な脳複雑な私、その科学が成功を決める、物理学天才列伝、ロケットガール、宇宙論入門(岩波新書)、クォーク(ブルバ)、積みすぎた箱舟、未来の二つの顔、しあわせの理由。あとは、来月に岩波現代文庫から出る『チェンジング・ブルー』は絶対読め。2014/12/30
たか
4
たまに読んでいる岩波の科学ライブラリー。今回はこちらを。2020/03/06




