内容説明
ギリシア諸都市とペルシア帝国の争いは前五世紀、ついに両者の激突をむかえる。「歴史の父」ヘロドトスが物語るのは、このペルシア戦争を頂点とする東西抗争の歴史である。豊富に織りこまれた説話や風土習俗の記述は長巻を飽かず読ませる魅力をもつ。
目次
巻1 クレイオの巻
巻2 エウテルペの巻
巻3 タレイアの巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masashi Onishi
1
歴史の本です。結構笑えます。ペルシャの王でカンビュセスという人がいるのだけど、忠臣の元王様のクセルクセスが諫言すると、王様怒り狂って、家臣達に命じてクセルクセスを殺そうとする。他の家臣達が王様に見つからないようにクセルクセスを死んだことにして匿っていたら、果たせるかな王様寂しくなってしまいます。でもって、実はという感じで家臣達がクセルクセスを連れてくれると王様大喜びです。しかし、次には命令に背いてクセルクセスを生かしていたことは許すまじといってこの忠臣達を処刑してしまうのてした。王様メチャクチャやね。2014/11/26