出版社内容情報
ヨーロッパにおける仏教研究の代表的な名著．仏教の基本的立場を比較宗教史の観点から解説した入門書として知られる．重要な事項を適切に説明しながら，読者を仏教の全体的理解へと導きいれる仏教概論書．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまえつ
1
ブッダに関する二分冊の一冊目。第一部は仏陀である。第1編では伝説上の仏陀をおもにラリタ・ヴイスタラとマハーパリニッバーナスッタをもとに説明している。かなり神話的要素が多い感じ。第2編は歴史上の仏陀。読んだ印象では沈黙で答えたことに力を入れて説明していることと、ヨーガとの関係の深さについて。この辺は下巻に続くといったところか。2015/10/14
