出版社内容情報
「まじ」だの「きもい」だの,なぜ若者は妙な言葉を使いたがるのか.そう眉をひそめる人も,気づくことなくかつての新語を使っている.語源の記憶も薄れた昔の造語から最近の新語・流行語まで,驚くほどの共通性が明かされる.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宙庭隼人
2
分かりやすいです。基本的に前学期学習したことの具体例だったので、いい復習になりました。2014/09/21
satochan
0
カレーコロッケとコロッケカレー。ポケモン、サントラ、八百長・・・。長い言葉を短縮するときや新しく言葉を作るときの仕組みがよくわかる。例外などももちろんあるが、だいたいの流れがよくわかる。何か言葉ができるということは、やっぱり何かしらルールにのっとっているんだなと再認識。しかし、下ネタみたいな例を持ち出してこないでほしい。男の子は楽しいかもしれないが、なんかわたしは受け付けない。2016/08/23
LS
0
当たり前に使っている語が、実は略語や造語だったと知って驚いた。専門用語はほとんど出てこないのでさくさく読める。2013/07/21
Sreyda
0
新語が生まれるメカニズムを、複合語・短縮語等に分け説明。2モーラ・2音節以上でリズムが良いこと、元の言葉が想起できることが重要。同著者だからだけど、「ネーミングの言語学」と被る部分が多い。2012/11/23