日本はなぜ核を手放せないのか - 「非核」の死角

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日本はなぜ核を手放せないのか - 「非核」の死角

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000063036
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

広島・長崎から福島。被爆と被ばくを経験した日本で、いまだ核武装の幻影を追う日米支配層の真相を問う。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

33
核戦争防いだのは運(10頁~)。原子力の平和利用を提唱したアイゼンハワー政権は、ビキニ被ばく事件がその頃ようやく緒に就き始めた原子力発電の世界的な促進に暗い影を落とす展開を危惧した(36頁)。日本への核配備については、ビキニ被ばく後の日本の世論を注視し、巻き起こる反核感情を肌身で感じ取っていたアリソン駐日大使が、反対の論陣を米政府内で張る(50頁)。2016/04/18

coolflat

19
5頁。本土復帰まで米国の施政下にあった沖縄には、最大時(ベトナム戦争ピーク時の67年)で1300発近い核兵器が配備されていた。その数は900発台の韓国や500発台のグアム、更に台湾に搬入された米軍の核兵器数を大きく上回り、沖縄は正にアジア太平洋地域における最大の「核弾薬庫」だった。核爆弾や核砲弾、核ロケットなど計18種類が持ち込まれた核兵器の中でも、県内四つの発射基地に配備されていた核巡航ミサイル・メースBは「沖縄の核」を象徴する存在だった。射程は2200キロ超で、中国と極東ソ連を核攻撃の標的下に収めた。2017/09/17

coolflat

14
現在、日本は47トンものプルトニウムを溜め込んでいるが、一部の外務、防衛官僚、並びに安倍や石破といった一部の政治家は「溜まる一方の余剰プルトニウム」=「技術抑止」と考えている。ここでいう技術抑止とは、核保有の選択肢を一旦放棄する一方、核物質や核運搬手段を開発できる技術を確保した上で、政治判断さえすれば短期間で核武装できる状態にしておくことにより、敵対的な国の攻撃や挑発を抑止する概念のことだ。原発を続ける理由として、利権やら米国の要求やら言われるが、詰まるところ、この技術抑止=将来の核保有の他、理由はない。2016/02/26

読書実践家

8
原発の技術が、潜在的には核開発につながる技術であることに改めて気付かされた。2016/05/05

読書実践家

6
被爆国でありながら、核を持ち続ける日本。政治のにおいもあり、時代もある。そして、技術大国日本だからこそという面もあるだろう。核の持つ大きなパワーの放つ魅力を最後に述べていた。2016/02/15

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