出版社内容情報
レオは、ダンスが大好きな11歳の男の子。
場面かんもく症のため、家族としかしゃべることができず、
学校でも、なかなか友だちができない。
友だちと呼べるのは、愛犬のパッチだけだ。
ある日、レオのとなりの家に、同い年のリカが引っ越してきた。
レオが一言もしゃべらないことを全く気にせず、たくさん話しかけてくるリカ。
そんな明るく元気なリカも、ダンスが大好き。
互いの庭のトランポリンで一緒にポーズをとりながら、楽しい時間を過ごす。
リカとなら、友だちになれるかもしれない...。
レオは勇気を出して、自分がしゃべれないわけや、日々抱えている気持ちを、リカへの手紙に書くことにした。
しかし、元気いっぱいに見えるリカだが、実はだれにもいえない大きな秘密を抱えていた――。
それぞれに困難を抱えるふたりが、互いに支え合いながら友情をはぐくみ、
最高の友達になるまでを描いた、感動作。
内容説明
レオは、ダンスが大好きな11歳の男の子。場面かんもく症のため、家族としかしゃべることができず、学校では、いつもひとりぼっち。ある日、同い年のリカが、となりの家に引っ越してきた。明るくて、レオがだまっていても気にせずに話しかけてくるリカ。リカとなら、友だちになれるかも―。勇気を出して、しゃべれないわけを手紙に書いたレオだが…。秘密をかかえた少女と、場面かんもく症の少年の、勇気と友情の物語。
著者等紹介
チェスター,カミラ[チェスター,カミラ] [Chester,Camilla]
イギリスの児童文学作家。オープン・ユニバーシティ(公開大学)で創作と文学を学び、学士号を取得後、本格的に創作活動を開始する。SCBWI(児童図書作家・画家協会)、FCBG(子どもの本グループ連盟)会員
櫛田理絵[クシダリエ]
早稲田大学法学部卒業。在学中は国際人権NGOアムネスティでボランティア翻訳に携わる。鉄道会社に勤務し海外文献の翻訳などに携わった後、児童書の翻訳に取り組む
早川世詩男[ハヤカワヨシオ]
イラストレーター。書籍の装画や挿絵で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。