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偏愛的数学〈2〉魅惑の図形

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000059817
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

タネも仕掛けもない.ただ単に直線と円が織りなす図形たちの奇跡の事実を集めた本.とても信じられないが,目の前で見せられた事実は,小学生でも認めないわけにはいかない明らかなものだ.なぜそんなことが言えるのか.次々と繰り出される図形たちのふしぎな性質の証明を,

● 編集部からのメッセージ
大人になって「もう数学なんて」と思ってらっしゃる方でも、案外「図形の補助線」を探すのは得意だったという方も多いのではないかと思います。さて、本書でいう「魅惑」はもう少し偏向しているかもしれません。

たとえば、「ピタゴラスの定理」はご存知でしょう。「三平方の定理」とも言いますが、別のことばで言えば、各辺の長さを一辺とする正方形の面積の間に成り立つ関係を表わします。直角三角形でない場合はどうなのでしょうか? 
           
下の図は、平行四辺形の一例です。じつは平行四辺形でも、そこには同じような面白い関係が成り立つのです。おわかりになりますか。各辺を一辺とする正方形4つの面積の和は、対角線を一辺とする正方形2つの面積の和に等しくなります。証明できますか?

本書で紹介する「魅惑の図形」たちのほんの一例です。本書のなかには、そんな楽しい図形以外にも、単純だけど信じられない図形、さらには不思議な確率の話など数の話も一部入っています。詳しくは、本書をお読みになる方にとっておきましょう。

● 著者紹介
アルフレッド・S・ポザマンティエ Alfred S. Posamentier
 ニューヨーク州立大学数学教育科教授.大学を出た後,高校で数学を教える.その経験を活かし,大学に戻り数学教育で学位を取る.その後は,一貫して数学教育について,欧米のさまざまな大学で講義し,その優れた内容に対し数々の賞が与えられている.一方,教育書や啓蒙的な書籍を多数執筆し,そのわかりやすさに定評がある.

イングマール・レーマン Ingmar Lehmann
 フンボルト大学数学科教授.数学の初等教育および計算機を使った数学教育について教育・研究をおこなう.数学の普及についても熱心で,ポザマンティエ氏と,『不思議な数πの伝記』(日経BP社)ほか,複数の共著書がある.

●訳者紹介
坂井公(さかいこう)
筑波大学数理物質研究科准教授.1976年東京工業大学理学部数学科卒.理学博士.専門は,理論計算機科学.

内容説明

タネも仕掛けもない。ただ単に直線と円が織りなす図形たちの奇跡の事実を集めた本。とても信じられないが、事実はいたって簡単。しかし、なぜそうなのか。次々と繰り出される図形たちのとびきり上等な性質の証明を、あなたもじっくり考えてみませんか。

目次

第1章 幾何学の驚異
第2章 数学の金塊:不思議だが本当だ!

著者等紹介

ポザマンティエ,アルフレッド・S.[ポザマンティエ,アルフレッドS.][Posamentier,Alfred S.]
ニューヨーク州立大学数学教育科教授。大学を出た後、高校で数学を教える。その経験を活かし、大学に戻り数学教育で学位を取る。その後は、欧米のさまざまな大学で数学教育について講義し、その優れた内容に対し数々の賞が与えられている。一方、教育書や啓蒙的な書籍を多数執筆し、そのわかりやすさに定評がある

レーマン,イングマール[レーマン,イングマール][Lehmann,Ingmar]
フンボルト大学数学科教授。数学の初等教育および計算機を使った数学教育について研究をおこなう

坂井公[サカイコウ]
筑波大学数理物質科学研究科准教授。1976年東京工業大学理学部情報科学科卒。理学博士。専門は、理論計算機科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
15-58 幾何学の驚異 不思議だが本当、数学の金塊!アルキメデスの秘密 永遠パズル 種も仕掛けもない。ただ単に直線と円が織りなす図形たちの奇跡の事実を集積。 ただ単に直線と円が織りなす図形たちの、奇跡の事実に挑戦した数学書。主として算術的・幾何学的な現象を通じて、驚異的に満ちた数学の世界を広く紹介。次々と繰り出される図形たちの上等な性質の証明に挑む。2011/09/26

takao

0
ふむ2017/11/28

月宮 ゆきと

0
数学的証明がないため、不思議だなーと感じただけで終わってしまうのが少し寂しい。第2章は数学パズルの本をよく読む人にとっては目新しいものはないかもしれないが、やはり面白い。2013/02/11

あやめ

0
?は微妙だったけど?は面白かった。図形は見た目にも分かりやすくてシンプルなだけに感動しやすいですね。とはいえ数学嫌いには敷居が高そうという印象…実際友人に「なにこの本怖い」って言われました。というか、"偏愛的"とした時点で思いっきりマニアック臭がしますよね。2013/02/08

MAJ1MA

0
一巻の「驚異の数字」も面白かったですが、こちらもなかなか。後半は確率の話題にも触れています。

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