解析入門〈1〉 (軽装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000051927
  • NDC分類 413
  • Cコード C3041

出版社内容情報

大学初年級で解析学を学ぶ人のための定評ある入門書.Iでは1変数の微積分を,IIでは多変数の微積分を扱う.厳密でありながら,感覚的にわかりやすいのが最大の特徴.基礎数学選書『解析入門』の待望の軽装版.

内容説明

日本人初のフィールズ賞受賞者が、高校数学を終了し続いて大学初年級で本格的な微分積分学を学ぼうとする人のために、情熱を込めて書きおろした教科書・参考書。厳密でありながら、感覚的にわかりやすく叙述されているのが最大の特徴である。1では1変数の微積分を扱い、実数、関数、微分法、積分法、無限級数について学ぶ。基礎数学選書の一冊として好評を得ていた『解析入門の待望の軽装版。

目次

第1章 実数(序節;実数 ほか)
第2章 関数(関数;連続関数 ほか)
第3章 微分法(微分係数、導関数;微分の方法 ほか)
第4章 積分法(定積分;原始関数、不定積分 ほか)
第5章 無限級数(絶対収束、条件収束;収束の判定法 ほか)

著者等紹介

小平邦彦[コダイラクニヒコ]
1915‐97年。東京生まれ。1938年東京大学理学部数学科卒業、1941年同物理学科卒業。ジョンズ・ホプキンス大学、スタンフォード大学、東京大学、学習院大学教授などを務める。1954年、日本人で初めて「数学のノーベル賞」といわれるフィールズ賞を受賞。1957年文化勲章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一索

1
久しぶりに解析の復習でもしようと思い読んでみた. 各定理を導入する意味なども書き添えられており,非常に教育的な本だと思う.2015/10/26

式神

1
工学部にはここまで詳細な知識は要らないかもしれない。(序盤の実数の構成なんかは特に)  ただ、(解析の世界ではたぶん普通のことだけど)回転の作用をもつ演算子としてexpを導入し、そこから三角関数を入れたり面白い。本文の解説は丁寧なので、穴埋めもそれほど必要がない。2011/09/17

ぞみ

0
デデキントカットにより実数を構成してから、1変数関数の微積に関する議論を展開する。例が豊富であり、各所に記述されている反例だけでも読む価値はあると思う。とても丁寧(過ぎるといっても過言ではない)に書かれており、入門本として良い。

じゅう

0
慎重に順番を考えて構成された解析の教科書。途中でわかったつもりになって飛ばしてしまうとすぐ詰まってしまうので何度も戻って読み直し。読み終わるのに2年半くらいかかってしまった。さて「Ⅱ」に行こう。2018/06/14

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