出版社内容情報
批評家,記号学者,テクスト理論家,作家と,四回の転生をみせた20世紀フランスの巨星.その軌跡を追って文学活動のすべてを浚う.人間世界の解読者,最後のユマニストの全体像をとらえた,バルト研究の決定版.
内容説明
批評家、記号学者、テクスト理論家、作家と、四回の転生をみせた20世紀フランスの巨星。その軌跡を追って文学活動のすべてを浚う。人間世界の解読者、最後のユマニストの全体像をとらえた、バルト研究の決定版。
目次
光を求めて
第1部 脱神話化―“参加”の時代
第2部 記号学の開拓―“構造主義”の時代
第3部 テクストとしての世界―“ポスト構造主義”へ
第4部 ロマネスクを索ねて―“ポスト・モダン”へ
光のゆくえ
著者等紹介
篠田浩一郎[シノダコウイチロウ]
1928年東京生れ。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。19世紀フランス文芸研究から出発し、20世紀の文学・思想に多大な影響を与えた構造主義や記号学等の研究・紹介に努める一方、テクスト分析の手法を日本の文学に適用するなど多彩な活動を展開して今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。